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Jリーグ百年構想

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Jリーグ百年構想

7.環境

2006 FIFAワールドカップ ドイツのスローガンは、「The Green Goal Project」。欧州のサッカースタジアムには、環境に配慮した工夫が見られる。

(1) 効率的で持続可能な土地利用の視点から、人の集まりやすい街なかに近く立地する。

(2) 水使用の効率化のために、雨水などを活用する。

(3) 多くの緑(Urban Forest)に囲まれ、市民の憩いの場をつくる。

(4) 自然エネルギー利用促進のために、屋根には太陽光発電パネルを設置する。

  • スイスにあるベルン・ヤングボーイズのホームスタジアム、スタッド・ドゥ・スイスの屋根の全面に設置されたソーラーパネルは、4 ,500㎡と世界一の面積。年間150万kw(約500世帯分)の電力を生産して地元電力会社に供給する。太陽光発電に関する「体験学習センター」が屋上に設けられている。

(5) リユースカップや食器を使用するなど、ゴミ削減やリサイクル促進を図る。

  • 飲み物購入の際には、リユースカップの保証金を預け、カップを返却すれば戻る仕組み。カップはクラブ独自のデザインで、そのまま家に持ち帰ることもできる。フライブルク(ドイツ)で初めて導入され、年間約100万個の紙コップのゴミが消滅した。

(6) 温暖化ガス削減のために、アクセスの良い公共交通の利用を促進する。

  • 公共交通:大勢のファン・サポーターが集まり、同時に解散する場合、何両にも連結されたトラム(路面電車)が利用される。バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルクの両側には、トラムと国鉄の駅が設置。
  • コンビチケット:入場券には「試合開始前後数時間、市内一円の公共交通機関は無料で利用できます」と記され、乗車料金が含まれている。
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    緑に囲まれたスタジアム(ドレスデン)

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    電力を供給するスタジアム屋根上のソーラーパネル(ベルン)

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    リユースカップはクラブ独自のデザイン(左はアイントラハト・フランクフルト、右はボルシア・ドルトムント。ともにドイツ)

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    公共交通機関の利用を促進(バーゼル)

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    コンビチケットの例(マクデブルク)


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