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【東アジア女子サッカー大会2005 壮行試合 なでしこジャパン(日本女子代表) vs オーストラリア女子代表 プレビュー】念願のアジア制覇に挑む「なでしこジャパン」。好敵手・オーストラリアを迎え撃つ。(05.07.23)

7月23日(土)国際親善試合 〜東アジア女子サッカー大会2005 壮行試合〜
なでしこジャパン(日本女子代表)vs オーストラリア女子代表(15:00KICK OFF/西が丘サッカー場)
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「世界の強豪とどれだけ戦えるか」「世界のトップレベルへ行けるか」。それが大橋浩司監督率いる「なでしこジャパン」のキーワードだ。昨年の8月、アテネ五輪でベスト8に進出した日本のコンセプトをベースに更なる飛躍を目指す。目標は来年の7月から始まるワールドカップ予選突破と、北京五輪でアテネ以上の成績を残すこと。そしてアジアを制することだ。2度の海外遠征と3回に渡る合宿で準備は万端。「なでしこジャパン」は、23日のオーストラリアとの壮行試合で、これまで積み重ねてきた力を試す。

 就任以来、大橋監督がこだわってきたのが、個人戦術・スキルの強化だ。今までの日本は、世界との力の差を組織で戦うことで補ってきた。しかし、相手の良さを消すリアクション的なサッカーだけに留まってしまっては限界がある。組織を生かしつつも、ヘディングやスライディング等のスキルを向上させ、当たりに負けないボディバランスを保ち、個人で打開できる力を身に着けることで、世界との距離を縮める努力を重ねている。アテネ五輪のメンバーを軸にしながらも、個人スキルの高い選手を多く招集しているのも、そういった理由からだ。

 それに伴いシステムも変更した。現在の布陣は4−2−3−1。キープ力の高い選手を1トップの位置に配し、両サイドには個人技と得点能力に長けた選手を置き、それをトップ下の選手がフォローする。ボールを配り、全体のバランスを取るのがダブルボランチの役割。CBには1対1の強さとクレバーさが求められ、両SBは守備能力に加え、時には敢えてバランスを崩して攻撃参加する勇気が必要とされている。そして、常に世界の強豪を意識させながらプレーさせることで、新しいシステムの定着を図っている。

 さて、壮行試合で対戦するオーストラリアだが、世界ランキングは日本の12位に対して15位。アテネ五輪では日本と同様にベスト8進出を果たした。通算対戦成績は日本の1勝3敗6分で、今年の3月に行われたオーストラリア遠征では1勝1敗の五分に終わっている。実力的には日本と五分。東アジア女子サッカー大会へ向けて、自分たちの力をぶつけるには、もってこいの相手だ。

 予想される日本の先発メンバーは、1トップに永里優季。その両側に大野忍と安藤梢が並ぶ。トップ下は不動のエース・澤穂希。中盤でバランスを取るのは酒井與惠と柳田美幸の2人だろう。最終ラインは右から豊田奈夕葉、磯崎浩美、下小鶴綾、そして若干16歳ながらA代表入りした宇津木瑠美子の4人が並び、ゴールマウスは福元美穂が守ることになるだろう。また高いパスセンスを有する宮間あや、そしてパワフルな突破力が魅力の丸山桂里奈らにも注目したい。

 あくまでもオーストラリアとの試合は、東アジア女子サッカー大会への準備の一環。もちろん勝つことは当然だが、その先にある北朝鮮、中国、韓国を意識した戦い方が求められている。ポイントは自分たちのサッカーが出来るかどうか。日本が、もうひとつ上のレベルへ行くためには、上位チーム相手に自分たちのサッカーを能動的に展開することが不可欠だが、そのためにも、オーストラリアをホームでしっかりと叩き、本番へ向けて弾みをつけたいところだ。


以上

2005.07.22 Reported by 中倉一志
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