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【J1:第18節 F東京 vs 神戸 プレビュー】上り調子のF東京と、泥沼であえぐ神戸。勝利を手にするのは・・・(05.07.22)

7月23日(土)J1 第18節 F東京 vs 神戸(18:30KICK OFF/国立)
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J1第18節。長丁場のリーグ戦もようやく折り返して後半戦を迎えるが、F東京にとっても神戸にとっても納得の前半戦だったとは言いがたい。F東京は開幕から好スタートを切ったものの第5節で名古屋に敗れると、そこから悪夢の6連敗。ようやく白星を挙げたのは第16節の清水戦で、実に12試合も勝利から見放されてしまった。対する神戸も開幕戦こそ制したものの、2勝目は第12節まで待たねばならず、その間に同じく6連敗を喫するなど散々な結果。現在は5試合も勝利の喜びを味わっておらず、ともに受難の時を過ごしてきた。

ただ、この2週間で両者の立場は大きく変わった。F東京は自分たちのあるべき姿を取り戻した。「攻激、攻劇、攻撃」のスローガンを掲げるF東京だが、その根底にあったのは堅実な守備。そのことをしばらく見失っていたが、第14節の川崎戦を10試合ぶりの無失点で終えたことで選手たちは自信を取り戻し、そのまま4試合連続完封。安定感がよみがえった。そして、自慢の守備が整えば、標榜する攻撃も俄然輝きを増す。先週の横浜FM戦では攻守ががっちりと噛み合い、王者にまったく主導権を渡すことなく4-0と圧勝した。堅守速攻。F東京は復活への道をしっかりと歩んでいる。

そのなかで中心的な役割を担っているのが今野だ。ボール奪取の天才がその才を発揮すれば、それはすなわち速攻の開始であり、横浜FM戦ではその能力を遺憾なく発揮。この試合では後半だけで4回以上もボールを奪ってみせた。また、CKから先制ヘッドを叩き込んだが、そのCKも今野がこぼれ球を果敢に拾いに行って生まれたものだった。同じくボランチを務める梶山とのコンビも試合を重ねるごとに良くなっており、うまく梶山の攻撃力を引き出している。そして、キープ力を備え、精度の高いパスが出せる梶山が存在感を示せば、鋭い動き出しが持ち味の栗澤、戸田も活きてくる。見事な好循環である。「地味に狙っていきます」と静かな闘志を燃やし、ついに念願の代表入りを果たした今野。神戸戦でも才能を見せ付け、ジーコ監督への大きなアピールとしたい。

対する神戸はいまだに長いトンネルの出口を見出せていない。ここまで2勝5分け10敗。7月の連戦『HOT6』では2分け3敗と中断時期の建て直しもうまくいっておらず、3試合連続3失点と最悪の流れで迎えた柏との『裏天王山』では、退場者を出して4失点を喫するなど目も当てられない試合を演じてしまった。パベル監督に変わり、4バックを試しているが、これが実に不安定。まずは守備から再建を目指したいところだが、もう少し時間がかかりそうだ。また、エース播戸が右足ふくらはぎ肉離れで長期離脱を強いられているのも痛い。ホージェル、北本、三浦淳など能力のある選手はある程度揃っているが、チームとしてうまく機能せず。好転のきざしを見せても、すぐに転落の繰り返しである。

この一戦、勝敗の鍵を握るのは先制点だろう。これをF東京が取ってしまうと、そこは堅守速攻のチーム。まして神戸は守備に大きな不安を残すだけに、一気に試合が決まってしまう可能性が高い。神戸が勝つには、なんとしても先制点を許してはいけないし、F東京としては先にゴールを奪って自分たちのサッカーを披露したいところだ。

現状、両者の明暗は分かれているが、1試合でがらりと変わることもある。「(神戸は)歯車的に厳しい状況が続いている。ただうちみたいに歯車があってきたら連勝したりするものだからね」とは柏・土屋のコメントだが、それはF東京も同じだった。神戸もこの試合に勝ってその流れに乗りたい。またF東京にしても、調子を取り戻したと言ってもまだ2試合。まだまだ上を見据えなければならない。目指すものに違いはあれど、どちらにとってもこの一戦は落とせないものである。

以上

2005.07.22 Reported by 神谷正明
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