2月4日から鹿児島県鹿児島市にある鹿児島ふれあいスポーツランドでキャンプを行う清水エスパルス。初日の2月4日、寒い日が続いていた鹿児島が一転、快晴となり、暖かく気持ちのいい一日となった。

午後に鹿児島に到着したエスパルスに、鹿児島空港と鹿児島中央駅アミュ広場の2ヶ所で歓迎セレモニーが開催された。特に鹿児島中央駅には多くのギャラリーが集まり、地元の歓迎をうけた選手たち。「鹿児島の黒豚など美味しいものをたくさん食べて、一年間戦えるスタミナをつけてください」といった言葉を受けて、「昨年もここでキャンプをして、皆さんに歓迎していただき、開幕から連勝することが出来た。そして4位という成績をあげることが出来ました。今年もいい成績をあげられるように…」などと挨拶をした長谷川監督。そして、キャプテンの山西選手は冒頭に「おやっとさぁ〜（※「お疲れ様」というような意味）」という鹿児島の言葉で挨拶をし、会場を沸かせた。（どうやら、岩下選手にその言葉を教わったそうです）

セレモニーを終え、そのままバスに乗り込み、練習会場の鹿児島ふれあいスポーツランドへ向かったエスパルス。到着するとそこにもまた大勢のギャラリーが待ち受けていた。週末ということもあり、敷地内では野球やバスケットボールなど様々なスポーツを楽しむ人たちが大勢いて、子供たちはエスパルスの選手たちが走る様子を見て大喜びの様子だった。昨年、ここでキャンプを行った際にコーチングスタッフが行ったサッカー教室も好評で、今年も開催される予定になっている。

清水でフィジカルトレーニングをみっちりやってきたエスパルス。ここからは実戦中心でチームを作り上げていく。ここまで既に、厳しいフィジカルトレーニングで体を作り上げてきただけに「早くゲームがしたい！」という気持ちも伝わってくる。キャンプ初日の今日は、およそ1時間にわたって、走ったりして体を動かして終了、いよいよ明日から本格的に始まるトレーニングに期待が高まる。ここからは「実戦が中心になる」という長谷川監督。6日のロッソ熊本との練習試合を皮切りに、東京ヴェルディ1969、愛媛ＦＣ、京都サンガＦ．Ｃ．と、最終日の15日までに4試合が予定されている。

「優勝したい」という新加入のフェルナンジーニョ選手の力強い表情に、そして「キャンプを終えたときに、みなさんに“今年は何かやりそう”“違うな”と思ってもらえるようなチームに仕上げたい」と抱負を語った長谷川監督のチーム作りに、大いに期待したい！

以上

2007.02.04　Reported by 日々野真理

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