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【2007名古屋 鹿児島キャンプ:レポート】鹿児島県・指宿市でキャンプを行う名古屋グランパスエイト。より上のレベルを目指したチーム作りが進められている。(07.02.05)

 鹿児島県指宿でキャンプを行っている名古屋グランパスエイト。指宿でのキャンプは4年連続と、慣れ親しんだ場所でもある。昨年に続きここでキャンプをするフェルフォーセン監督も「環境のいい中で、充実したトレーニングがおくれていますよ」と満足している表情だ。広い敷地に、まわりの景色には海も山もあり、温泉、そして砂風呂もあるという環境。練習場には多くのサポーターも駆けつけ、選手の練習の様子を見守っていた。

 キャンプに入る前に名古屋でフィジカルトレーニングがしっかり行われてきたこともあり、キャンプでは戦術に関するトレーニングにウェイトが置かれるという。キャンプ8日目となる2月5日は、午前・午後の2回、新人研修を終えた選手たちも合流してのトレーニングとなった。

 午前9時45分スタートの練習、まずは全員をピッチの中央に集め、ホワイトボードを使ってミーティングを始めたフェルフォーセン監督。2日に行われたロッソ熊本との練習試合(5−0)、3日のヴォルカ鹿児島との練習試合(9−1)の2試合を振り返って様々な指示や改善点などが話されたようだ。その時間は、なんと25分間にもわたった。しかし「悪い話をしていたわけではなく、こうしていこう!という、より良い方向への話でしたよ」という楢崎選手。「練習試合で、できることの確認も出来、手ごたえを感じた」という中村選手。「より高いレベルを求めて、キャンプで出来る限りのことをやっていきたい」とフェフォーセン監督も語っている。そして監督は同時に「昨年の同じ時期に比べて、かなりいい状態であることは言えます」ということも付け加えた。「昨年以上のプレーが出来るチームに仕上げたいね」と藤田選手も表情を引き締めた。

 昨年と一昨年の成績を振り返り「ふがいない」と悔しい表情を見せた本田選手。練習後に今シーズンの目標を聞くと「優勝」という言葉を口にした。その時の目の力強さからは、今シーズンにかける気迫が伝わってくる。その優勝のためにも「改善すべきは、全部。たくさんあります」と一層強い口調になり、その思いの強さを感じさせた。

 この後のキャンプのスケジュールには柏レイソル、鳥栖との練習試合が組まれ、さらにキャンプを終えてからもいくつかの練習試合が予定されている。

以上

2007.02.05 Reported by 日々野真理

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