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【J1:第27節 横浜FM vs 大分】レポート:横浜FMが狩野の芸術的FK1発で勝利。大分は前半2度の決定機を逃し、後半力尽きる。(08.09.27)

9月27日(土) 2008 J1リーグ戦 第27節
横浜FM 1 - 0 大分 (14:03/日産ス/18,062人)
得点者:59' 狩野健太(横浜FM)
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 「先制点が鍵になると思う」
 横浜F・マリノス・兵藤慎剛の試合前の言葉通り、先取点が勝敗を分けたと言えるだろう。
59分、狩野健太が中央からのFKをゴール右隅へ沈め、横浜FMがそのまま逃げ切り、大分トリニータにリーグ戦14試合ぶりの土をつけた。

 前半は両チーム合わせてシュート6本という、どちらかと言えば静かな展開。しかし、その中でも大分の好調ぶりが垣間見えた。森重真人を中央に据えた3バックは1対1に強く、Wボランチのホベルトとエジミウソンもボールへの寄せが早い。バイタルエリアで横浜FMの選手にほとんど仕事をさせなかった。また、特筆すべきはボールを奪ってからの切り替えの速さ。トップ下の金崎夢生や右サイドの高橋大輔、左サイドの鈴木慎吾、さらにエジミウソンまでが攻め上がり、相手ゴールへ一気に迫る。
 
 そして前半、大分は2回の決定機を作った。18分に森島康仁が金崎の右からのパスを受け、フリーでシュートしたが、右へ外れる。29分には鈴木の左クロスに、右から高橋が走り込み、ヘッドで合わせたが、右ポストに跳ね返された。試合後、森島は「前半は完全にうちのペース。(高橋)大輔さんとオレが(シュート)決めなければ…」と、悔やんだ。
 一方の横浜FMは、前述のようにタフな大分DFの壁をなかなか崩せず、前半にチームで放ったシュートはわずか2本だった。

 ところが後半、横浜FMが攻勢に出る。「立ち上がり15分、前から積極的にプレッシャーをかけていこう」という木村浩吉監督の指示もあり、前線からの厳しいプレスからの素早い攻撃が功を奏す。47分と54分には坂田大輔が鋭いシュートを放ち、ようやく横浜FMからゴールの気配が感じられた。そんな流れのなか、大分DFがゴール前でファウルを犯し、FKのチャンスが訪れる。それを狩野を見事に決めたのだ。
 
 その後、大分は71分に約9か月ぶりにベンチ入りした家長昭博とFW高松大樹を投入し、1点を追いかける。しかし、横浜FMは、「あまり動き回る(相手)FWではないので、的も絞りやすかった」(栗原勇蔵)ことと、Wボランチの河合竜二と兵藤の献身的な守備で、相手攻撃陣を封じる。結局、大分は、DFからのロングボール頼りになってしまい、攻撃が行き詰ってしまった。逆に横浜FMはカウンターから79分に狩野が、85分に坂田が決定的な場面を迎えたが、追加点はならず。横浜FMが辛勝ながら大分を下した。
 
 「これぞ、F・マリノス」と言わんばかりの守備の強さが際立った横浜FM。手堅い勝利は賞賛に値するが、前節同様、セットプレーのゴールだけでは心もとない。流れの中からのゴールを決めることが、次節のアルビレックス新潟戦で連勝するためのポイントになりそうだ。
 
 大分は、次節の川崎フロンターレ戦で、ウェズレイと上本大海を累積警告による出場停止で欠く。さらに後半途中に、主審の判定に抗議し退席処分となったシャムスカ監督もベンチ入りできない。この非常事態をどう乗り越えるか。大分が優勝争いに生き残るための正念場を迎える。

以上

2008.09.27 Reported by 小林智明(インサイド)
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