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【J1:第13節 G大阪 vs 鳥栖】プレビュー:白星から遠ざかっている両者のJ1初対決。中断前最後の試合で白星を手にできるか(12.05.25)

ACLの日程の関係で、今週はイレギュラーの金曜日に行われるJ1リーグ第13節。松波正信監督が就任して以降、負けなしのホーム・万博記念競技場にサガン鳥栖を迎える。
J1リーグ戦では初顔合わせの両者だが、今季の2月26日にはプレシーズンマッチを鳥栖のホーム・ベストアメニティスタジアムで戦っている。その際はMF遠藤保仁やDF今野泰幸を欠いての戦いとなる中、メンバーを大きく入れ替えた後半に2点の先行を許すことに。結果的に85分にFWラフィーニャがゴールを奪ったものの1−2と敗れてしまった。もちろん、あの時とは監督も代わり、メンバーもチームコンディションも違うと考えれば参考にはし難いが、敗れた屈辱は選手の胸に刻まれているはず。それを今回のJ1リーグの舞台でしっかりと晴らしてほしい。

G大阪は相変わらず苦しい戦いを続けている。4月22日の第7節・清水戦に勝利して以降約1カ月、公式戦で白星から遠ざかっている状況がそれを物語る。中でも得点力不足は深刻で、第8節の鹿島戦以降、J1リーグ戦で挙げたゴールは第11節の仙台戦でMF倉田秋が挙げた1点のみ。昨年の記録ではリーグ戦11試合を終えた時点(東日本大震災の影響で変速日程となったため、第18節終了時点)での得点が26、失点が22。それに対し今年は(ACL出場のため1試合未消化なので、現在11試合終了時点となる)得点13、失点22と、数字上にも表れているように例年のような攻撃力を発揮し切れていないのが目につく。

事実、前節の横浜FM戦も、今季初の無失点で終えたことは収穫だったが、攻撃については『シュート数6本』にも表れているように攻撃の回数自体が少なく、決定的なシーンは全くといっていいほど作り出せていなかった。もちろん、これは攻撃の問題だけではなく、全体的に失点をしたくないという思いからか、攻守のバランスをやや崩していることも要因の1つに挙げられる。失点数がリーグワースト2位ともなればそれも致し方ないのかもしれないが、守備における攻守の切り替えの遅さ、個の運動量の少なさなどといった課題も含め、全体的に守備に引っ張られる時間帯が長くなっていることも攻撃に歪みを生んでいるともいえるだろう。そのあたり、今節でいかに修正できるかが明暗を分けることになりそうだ。
「ただシュートを打てばいいというものでもないけど、マリノス戦は明らかにシュート数が少なかったですからね。積極的にゴールに向かうプレーを増やすこと、そのためには全体的に押し上げながら2次攻撃、3次攻撃を意識しなければいけない。自分たちがボールを持つ時間が長ければチャンスは生まれる。常に高い位置でボールを獲ることは難しいと思うけど、極力、高い位置からプレスをかければ十分チャンスは生まれると思う。そのへんの意識をチームとしてしっかり持って戦いたい(MF遠藤保仁)」

対する鳥栖もリーグ戦では現在、5戦白星のない状況が続いている(4分け1敗)。ただし、チームとして堅い守備からカウンターという意識はしっかりと統一されており、それがリーグ最少タイの失点数に表れているといえる。唯一、前節のF東京戦では2点を先行しながら、残り15分を切ったところでまさかの3失点を喫し敗れたが、いずれにしても、チームとしての戦い方が徹底されていることは間違いなく鳥栖の強みになっている。あとはそれをいかに“白星”に繋げるか、だろう。注目は今季、出場停止を除く全ての試合でフルタイム出場を続けているFW豊田陽平。今季、チーム最多得点を挙げているエースがゴールを奪えばチームは勢いづく。先に書いたプレシーズンマッチでも得点を挙げているFW豊田だけに、その再現を期待したい。

以上

2012.05.24 Reported by 高村美砂
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