本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第16節 京都 vs 北九州】プレビュー:チームコンセプトの明確な京都と北九州の激突! 好ゲームの予感に胸が高まる(12.05.26)

前節、京都と戦った岡山の影山雅永監督は、試合後にこうコメントした。「京都の選手はポゼッションが得意なんですが、失くした瞬間にもの凄くプレッシャーを掛けて来て。我々もそこで負けたくないと思っている集団なんですが、京都は巧いうえに…、巧いよりも、そこが一番素晴らしかったと僕は思っています」。観客の方にもこう感じてもらえたならば「京都のサッカーが伝わった」という思いになる。

京都・大木武監督は「京都はパスサッカーとよく言われるがパス回しとかじゃなくて、そういう速さがある意味、生命線じゃないでしょうか」と話す。「ボールが無い所。ボールが無い所で何が起きているか、それら全部大切ということ。『行間を読む』様な感じでしょうか。ボールに近い所も遠い所もアクションを起こすということです」と語る。
「ボールのない所で何が起きているか」。意訳すれば、サッカーは「ボールを持たない者がゲームを作る」としても良いだろう。
前節の岡山戦。逆転弾となる2点目の場面。左サイドバックの福村貴幸がプレーに加わっていた。「来そうな感じがした。中は1枚だけだったし、入っていった」と、その瞬間の判断を明かす。結局、得点をしたのは工藤浩平だが、ボールを持っていなかった福村と工藤、二人の判断とアクションが試合を動かした。ボールを持たない者のアクションがゲームを作る。攻撃はもちろん、守備でもだ。

なぜ、それが京都にとって大切か、と問われれば、「京都が主導権を握るサッカー」を掲げ、「ボールを中心にしたサッカー」を繰り広げようとしているから、となるだろう。突き詰めれば「躍動感のあるサッカーをしたい」に行き着く。その為にボールが無い所でも、状況を瞬時に認識し、常にアクションを起こすことになる。
考えたこと、感じたことをプレーで表現できる。それは選手にとってもやりがいのあることではないだろうか。だからこそ、今節、是非、多くのお客さんに、京都のサッカーを観てもらいたいと思う。何よりも、相手も素晴らしいチームだから。

対戦相手の北九州。三浦泰年監督が就任し、サッカーが大きく変化した。掲げるのは「ボールを大事にする」サッカー。表現したいサッカーが明確である。大木監督は「ユニホームが変わっても北九州と分かるし、自分たちが何をやりたいかも分かる。速さも上手さもある」と高く評価する。福村は「後ろからつないでくる。そこで取れればチャンスだし、奪えなければピンチを招く」と相手をみる。

非常に楽しみな一戦となる。チームがコンセプトを貫く。攻撃はもちろん、守備でもだ。北九州の「ボールを大事にするサッカー」と京都の「主導権を握るサッカー」。それが真正面から激突するとどんなサッカーになるのか。GKも含めた11人対11人がピッチを躍動する、見応えのある試合に大いに期待したい。

余談ではあるが、23日(水)にサヌが女の子を授かったという。ゆりかごパフォーマンスは出るのか、そこにも注目である。

以上

2012.05.25 Reported by 武田賢宗
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP