5日、明治安田生命Ｊ２リーグ 第6節の11試合が行われ、磐田は横浜FCに3-2で逆転勝利を収め、首位をキープした。また、2位千葉、3位長崎も勝点3を手にし、磐田を追走している。
敵地で横浜FCと対戦した磐田は14分、“カズ”こと三浦 知良にヘディングシュートを決められ先制されると、38分にも小池 純輝にゴールを許し、早々に2点のビハインドを背負う。しかし前半終了間際に小林 祐希が遠距離から見事なFKを叩き込んで1点差に迫ると、後半に入った77分には再び小林 祐希がゴール。同点に追いつき勢いづく磐田は、85分に途中出場の松浦 拓弥もゴールを奪い、大逆転で勝点3をもぎとった。
なお、この日の得点で三浦は自身の持つＪリーグの最年長得点記録を48歳1カ月10日に更新した。
敵地で京都と対戦した千葉は、15分にキム ヒョヌンのゴールで先制すると、54分にはネイツ ペチュニクが追加点。そのまま2-0で勝利を収めた。長崎は70分の東 浩史のゴールを守り切り、栃木を1-0で下している。
この結果、勝点を15に伸ばした磐田が首位をキープ。同14とした千葉が2位、同13の長崎が3位と、三者ともに譲らない展開になっている。
前節千葉と壮絶な打ち合いを展開したＣ大阪は、前半は雨に濡れたピッチに苦しんだものの、後半に入ると66分にフォルラン、82分にはカカウと外国人コンビが揃ってゴールを挙げ、岐阜に2-0で勝利。また、Ｊ２昇格1年目ながら大健闘をみせる金沢は、群馬を2-1で下し3連勝。それぞれ勝点を12に伸ばしてＣ大阪が4位、金沢が5位につけている。
徳島とのアウェイ戦に臨んだ岡山は、先制点を奪われながらも、矢島 慎也、片山 瑛一のゴールで前半のうちに逆転すると、そのまま2-1で逃げ切り勝点3を奪取。勝点11として6位をキープした。その岡山と勝点で並ぶ大宮は、51分にムルジャ、73分には横山 知伸が決めて熊本に2-0で勝利。こちらは同11で7位につけている。
このほか、札幌と東京Ｖの一戦は1-1のドローで終了。北九州は讃岐を2-0で下し、連敗を3で止めた。また、福岡は水戸に1-0で勝利。愛媛は大分を2-0で下している。
