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2018Jリーグ アジアチャレンジ in インドネシア遠征レポート2日目

2018年1月26日(金) 13:09

2018Jリーグ アジアチャレンジ in インドネシア遠征レポート2日目

2018Jリーグ アジアチャレンジ in インドネシア遠征レポート2日目
ファンの女の子のユニフォームにサインする太田 宏介選手。FC東京の選手たちは積極的なファンサービスを行いました。

1月25日(木)、日本インドネシア国交樹立60周年記念 2018Jリーグ アジアチャレンジinインドネシアの2日目は、キッズ・クリニックとチーム練習というプログラムとなった。

キッズ・クリニックは南ジャカルタ・シマトゥパンにあるフットサル施設「Cilandak Futsal」にて16時から開催された。アジアチャレンジに出場する両チームの選手らが合同で、日イのサッカーキッズたちの指導に当たる。

日本人の子どもたちは、1970年に創設されたインドネシア最大の日系コミュニティー、ジャカルタ ジャパン クラブ(JJC)のジュニアサッカー部から40名。インドネシア人の子どもたちは地元の学校4校から44名が招待され、合計84名が会場に集まった。

キッズ・クリニックのミニゲームに参加する新加入の大森 晃太郎選手。日イの子供たちと一緒に笑顔でボールを追いかけました
キッズ・クリニックのミニゲームに参加する新加入の大森 晃太郎選手。日イの子供たちと一緒に笑顔でボールを追いかけました

コーチ陣として、インドネシア側から元インドネシア代表のImran Nahumarury氏、バヤンカラFCのIndra Kahfi選手、Charis Yulianto U-19 ヘッドコーチ、Agus Suprianto U-19 アシスタントコーチが参加。日本側からはFC東京の選手17名と、FC東京サッカースクールの田中 三千太郎コーチ、野口 良太コーチが参加した。

また、日本インドネシア国交樹立60周年記念事業の親善大使で、インドネシアで7シーズンプレーし、現地のサッカーファンから絶大な人気を誇るサッカー選手・松永 祥兵氏もゲストとして招かれた。

Q&Aコーナーでスタミナ強化の秘訣について尋ねられ「いっぱいご飯を食べて、いっぱい寝てください」と答えて会場を笑いで包んだ前田 遼一選手
Q&Aコーナーでスタミナ強化の秘訣について尋ねられ「いっぱいご飯を食べて、いっぱい寝てください」と答えて会場を笑いで包んだ前田 遼一選手

開会式の後、田中コーチの号令でクリニックがスタートした。遊びを交えたプログラムで徐々に日イのサッカーキッズたちの距離感が縮まったころ、FC東京の選手が会場に到着。間近に見るプロチームに期待が高まったところで、キッズたちとコーチ陣、そして日本人とインドネシア人を垣根なくミックスしたチーム分けを行い、ミニゲームが始まった。

在インドネシア日本国大使館 広報文化センター長の中村 亮 公使はこのイベントの目的を次のように説明した。

「日本とインドネシアの若い人の交流を強めたいと考えており、そのためにはサッカーはうってつけのイベントです。見ていると、子どもたちはお互い協力しあって、まさにチームプレーをしていましたし、こういった交流を通じて、若い人の間で日本とインドネシアで一緒にやろう、という気持ちが生まれてくることを望んでいます。このイベントをきっかけとした友情がいつまでも続くことを願っていますし、次の世代にバトンを渡し続けていくことが大事だと考えています。」

練習後のインタビューに答える森重 真人選手。日本代表で実績のある選手たちのもとにはメディアが殺到しました
練習後のインタビューに答える森重 真人選手。日本代表で実績のある選手たちのもとにはメディアが殺到しました

日イの子どもたちは、プロの選手からパスを受けたり、プレーの合間にサインをしてもらったりと充実した時間を過ごした。ミニゲーム後のQ&Aコーナーでは、インドネシア人の子どもからも質問が飛んだ。「FC東京は試合中いっぱい走りますが、スタミナを強化する秘訣は何かあるのですか?」この質問には、前田 遼一選手が「いっぱいご飯を食べて、いっぱい寝てください。」と答えて会場を笑わせた。

子どもたちに見送られてクリニック会場を後にしたFC東京の選手たちは、グロラ・ブン・カルノ・スポーツコンプレックス内のグランドに移動し、18時30分から20時までの1時間半、チーム練習を行った。

この練習にはインドネシアのテレビ、新聞、インターネットメディアなどが取材に訪れ、熱心に選手の動きを追った。現地メディアがFC東京の注目選手として挙げたのは、クラブや日本代表としてアジアでの多くの実績がある森重 真人選手と、2015年に当時U-15日本代表選手としてインドネシアに遠征した経験を持つ久保 建英選手だ。

森重選手は「日本と全く正反対の気候ですけれども、昨日、今日と良いトレーニングができています。明日はスタジアムでのトレーニングになりますし、良い準備ができているので、試合をするのがすごく楽しみです」と27日(土)のバヤンカラFCとの一戦に向けた意気込みを語った。

3日目の26日(金)には、試合会場となるグロラ・ブン・カルノ・スタジアムでの公式練習、公式記者会見、日本大使公邸でのレセプションなどのプログラムが予定されている。

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