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首位の川崎Fはリージョ体制2戦目の神戸と激突。浦和vs鹿島はACL出場権をかけた大一番に【プレビュー:明治安田J1 第30節】

2018年10月19日(金) 15:20

首位の川崎Fはリージョ体制2戦目の神戸と激突。浦和vs鹿島はACL出場権をかけた大一番に【プレビュー:明治安田J1 第30節】

首位の川崎Fはリージョ体制2戦目の神戸と激突。浦和vs鹿島はACL出場権をかけた大一番に【プレビュー:明治安田J1 第30節】
首位の川崎Fはリージョ体制2戦目の神戸と激突!中盤の両パサーに注目が集まる

明治安田生命J1リーグは、今節で第30節を迎える。今季も残り5試合となり、いよいよ決着の時は近づいている。

このまま逃げ切りを図りたい首位の川崎Fはホームに神戸を迎える。前節は鹿島の堅守を崩せずにスコアレスドローに終わったが、好調チーム相手にアウェイで勝点1を確保できたのは好材料。チャンスは作れているだけに、最後の場面でのクオリティを高めたいところだ。対する神戸は、前節、フアン マヌエル リージョ監督の初陣で長崎と引き分け、連敗を5で食い止めた。2週間のインターバルを経て、新監督のスタイルがどこまで浸透しているのか。ポゼッションスタイルを標ぼうするなか、状態を上げつつあるイニエスタとポドルスキの両雄のパフォーマンスが大きなカギを握りそうだ。

勝点1差で川崎Fを追う2位の広島は、清水の本拠地に乗り込む。前節は柏に0-3と完敗。得点力不足に加え、持ち前の堅守にもほころびが見られている。4戦勝ちがなく苦しい状況に追い込まれるなか、逆転優勝を実現するためにもまさに正念場の一戦となるだろう。一方の清水は2連勝と好調をキープ。前節は磐田との静岡ダービーに完勝を収め、勢いをさらに加速させている。2試合連続ゴール中のドウグラスが負傷のために欠場の見込み。先日、日本代表デビューを果たした北川 航也にかかる期待は大きい。

浦和vs鹿島はACL出場権をかけた大一番に
浦和vs鹿島はACL出場権をかけた大一番に

浦和vs鹿島は、今節最大の注目カードとなる。4戦負けなしで6位の浦和と、同じく4戦負けなしの3位の鹿島。ともに好調を維持したまま、ACL出場権をかけた大一番を迎える。浦和はここ4試合で10得点と攻撃陣が好調。量産体制に入った興梠 慎三が古巣相手にいかなるパフォーマンスを見せるのか。鹿島は先週行われたルヴァンカップで負傷離脱していた昌子 源が復帰。試合には敗れたものの、守備の要の復帰は好材料だ。浦和の攻撃を鹿島守備陣がいかに食い止めるのか。このポイントが試合の焦点となるだろう。

FC東京はホームにC大阪を迎える。前節は名古屋に競り勝ち、9試合ぶりに白星を手にした。スピード豊かな攻撃が蘇ってきた印象で、復調の気配を漂わせる。一方のC大阪は3戦未勝利で8位に転落。消化試合が一つ少ないとはいえ、ACL出場を狙うにはこれ以上の取りこぼしは許されない。得点力不足を露呈するなか、スタメン復帰が濃厚な柿谷 曜一朗にかかる期待は大きい。

札幌はアウェイで湘南と対戦する。前節は横浜FMに競り負け、5位に転落。先制しながら逆転負けを喫しただけに、守備の修正が求められそうだ。対する湘南は3戦負けなしと安定した戦いを披露する。ルヴァンカップでは決勝進出を果たしており、状態は右肩上がりにある。堅い守りを実現しており、今節も激しい守備からスピードあふれる攻撃を展開したい。

仙台はホームで鳥栖と対戦。前節は先制されながらも板倉 滉のゴールで追いつき、苦手とする浦和と引き分けた。3試合勝利から見放されているものの、前節示した粘り強さを発揮し、ホームで勝点3の確保を実現したい。鳥栖はマッシモ フィッカデンティ監督との契約を解除し、今節よりコーチから昇格した金 明輝新監督が指揮を執る。17位と降格圏に沈むチームをいかに立て直すのか。新監督の手腕に注目が集まる。

5連勝と勢いに乗るG大阪は、ホームに横浜FMを迎える。9月の月間MVPに輝いた今野 泰幸の出来が今節もカギを握りそうだ
5連勝と勢いに乗るG大阪は、ホームに横浜FMを迎える。9月の月間MVPに輝いた今野 泰幸の出来が今節もカギを握りそうだ

5連勝と勢いに乗るG大阪は、ホームに横浜FMを迎える。5試合でわずか2失点と守備の安定が好転の要因となっている。9月の月間MVPに輝いた今野 泰幸の出来が今節もカギを握りそうだ。一方の横浜FMも3連勝と好調で、先週に行われたルヴァンカップでは鹿島を撃破して、勢いを加速させている。ウーゴ ヴィエイラ、仲川 輝人ら好調の攻撃陣が、G大阪の堅守をいかに攻略していくかがポイントとなるだろう。

柏は金曜日のナイトゲームで名古屋と対戦。前節は伊東 純也の2ゴールなどで広島に快勝。5試合ぶりの勝利で降格圏から抜け出している。代表でもゴールを奪った伊東が引き続き好調を維持すれば、さらなる浮上も狙えるはずだ。対する名古屋は7連勝の後に3連敗。消化試合がふたつ少ないものの、再び降格圏に転落した。3試合で9失点を喫する守備を修正できないようだと、今節も苦戦は免れないだろう。

最下位に沈む長崎は、ホームに磐田を迎える。前節は神戸と引き分け勝点1を確保。着実にポイントを積み重ねているだけに、今節も粘り強い戦いを実現し、残留圏への浮上を狙う。対する磐田は5試合未勝利と苦戦が続く。前節は清水との静岡ダービーに1-5で敗れた。降格圏が背後に近づくなか、このショッキングな敗戦からいかに立て直してくるのか。名波 浩監督の手腕が問われるだろう。

■各試合の見どころをチェック
柏vs名古屋
仙台vs鳥栖
清水vs広島
G大阪vs横浜FM
浦和vs鹿島
湘南vs札幌
FC東京vsC大阪
川崎Fvs神戸
長崎vs磐田

 

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