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無失点時間のJ1最長記録を持つチームはあの頃の清水だった!広島の記録は歴代14位タイに留まる【Jリーグ】

2019年4月18日(木) 15:15

無失点時間のJ1最長記録を持つチームはあの頃の清水だった!広島の記録は歴代14位タイに留まる【Jリーグ】

無失点時間のJ1最長記録を持つチームはあの頃の清水だった!広島の記録は歴代14位タイに留まる【Jリーグ】
クラブ記録となる5試合連続無失点試合を記録し、首位に立つ広島。この記録は、どれだけ優れているものなのか。過去のJ1における無失点時間の記録を調べてみた

第7節を終えた明治安田生命J1リーグで、首位に立つのは広島だ。ここまで5勝2分と無敗をキープ。躍進の要因は、7試合でわずか3失点の堅守にある。開幕の清水戦こそ1点を奪われたが、2節の磐田戦から6節のG大阪戦まで、J1におけるクラブ記録となる5試合連続無失点試合を記録した。7節の神戸戦で、15分にセットプレーからウェリントンにゴールを許し、無失点時間の記録は途切れたが、実に524分もの間、ゴールを割らせなかったのは称賛に値する。

果たしてこの記録は、どれだけ優れているものなのか。過去のJ1における無失点時間の記録を調べたのが、下の表だ(試合数は足掛け)。

結論から言えば、広島が残した524分という記録は、歴代14位タイに位置するもので、過去にはより長い時間、無失点を記録したチームがあった。

J1における最長記録を持つのは、清水だ。足掛け8試合、通算731分もの間、無失点を継続し続けた。この記録が生まれたのは、Jリーグが開幕した1993年のこと。ゴールマウスに立っていたのは、この年の7月に加入したばかりのシジマールだった。手足が長く“クモ男”と呼ばれたブラジル出身の守護神の活躍もあり、清水の最長無失点記録は26年の歴史を数えるJリーグにおいて、今なお破られていない。

2位は2014年の浦和が記録した659分。ペトロヴィッチ監督のもとで、攻撃スタイルを標榜していたが、むしろこの年は守備の安定感が際立つチームだった。

3位の横浜Fまでが600分以上を記録。昨年にはFC東京が、歴代7位となる545分間、無失点を続けた。500分以上は今回の広島も含め、延べ15チームとなっている。

ランキングの内訳をみていくと、清水と横浜FMが3回、鹿島と大分が2回、上位にランクインしている。逆に無失点記録を止めたのは川崎Fの3回がトップで、横浜FM、磐田、名古屋、G大阪の4チームが二度阻止している。
面白いのは2012年と2013年の横浜FMだ。2年連続で500分以上の無失点を続けていたが、いずれも名古屋にその記録を止められている。先日も対戦したばかりの両者だが、過去にはそうした因縁があったことも追記しておきたい。

データ提供:データスタジアム

 

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