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無敗を維持も4引き分けと足踏みを強いられる横浜FCを仙台が猛追。開幕から苦しんだ大宮は待望の初勝利を含む3勝を挙げる【マンスリーレポート(4月):明治安田J2】

2022年5月2日(月) 17:20

無敗を維持も4引き分けと足踏みを強いられる横浜FCを仙台が猛追。開幕から苦しんだ大宮は待望の初勝利を含む3勝を挙げる【マンスリーレポート(4月):明治安田J2】

無敗を維持も4引き分けと足踏みを強いられる横浜FCを仙台が猛追。開幕から苦しんだ大宮は待望の初勝利を含む3勝を挙げる【マンスリーレポート(4月):明治安田J2】
仙台は首位・横浜FCとの直接対決には敗れたものの5勝1敗で15ポイントを積み上げ、勝点3差に迫っている

明治安田生命J2リーグは、4月に第8節から13節までの6節分が開催された(5月1日開催分も含む)。

開幕から無敗を続ける首位の横浜FCは4月に入っても負けなかった。躍進を牽引する小川 航基は4月も4得点と結果を出している。もっとも勝ち切れなかった試合も目立ち、11節からは3試合連続のドローとなった。対戦相手の警戒が強まるなか、無敗記録をどこまで続けられるか。5月の戦いに注目だ。

足踏みを強いられる横浜FCに肉薄したのが仙台だ。直接対決には敗れたものの5勝1敗で15ポイントを積み上げ、首位に勝点3差に迫っている。6試合で13得点と攻撃が機能しており、勢いはさらに加速していきそうな気配だ。

4月を4勝2分で乗り切った新潟は3位に浮上。3勝3分の岡山、4勝を挙げた山形も上位争いに名乗りを上げている。

一方苦しんだのは東京の2チームだ。町田は3分3敗とひとつの勝利も挙げられず、東京Vは8節の大分戦に勝利したものの、以降は5試合勝利から遠ざかる。上位争いから引き離されないためにも、ここが踏ん張りどころだろう。

復調をアピールしたのが甲府だ。開幕から苦戦が続いていたものの、9節から4連勝を達成。13節に水戸に敗れ5連勝はならなかったが、当初の不振を完全に払しょく。今後、上位争い絡んでいきそうな勢いが生まれている。

降格組の大分、徳島の2チームも徐々に調子を上げてきた印象で、昨季昇格争いを演じた長崎も結果を出せるようになってきた。いずれも実力を備えたチームだけに、今後浮上していく可能性は十分だ。

開幕から苦しんだ大宮は待望の初勝利を含む3勝を挙げた
開幕から苦しんだ大宮は待望の初勝利を含む3勝を挙げた

開幕から未勝利が続いていた大宮は、10節の千葉戦で待望の初勝利を手にした。12節からは2連勝を達成し、20位と降格圏から抜け出している。3つの勝利はいずれも1点差勝ちと勝負強さを示しており、得点も奪えるようになってきた。タレントは揃っているだけに、今後の巻き返しが期待される。

苦しいのは下位の2チームだ。開幕から健闘していた岩手は、4月に入って突如失速し、まさかの6連敗を喫した。最下位の琉球は5節以降に勝ちがなく、4月も3分3敗と結果を出せなかった。ともに失点の多さが気がかりで、いかにチームを建て直していくのか。秋田 豊、喜名 哲裕両監督の手腕に注目が集まる。

明治安田生命J2リーグ結果(4月)

 

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