天皇杯は2日にラウンド16の8試合が行われ、Ｊ１の7チームが勝利を収めた一方、FC東京を下した熊本がＪ２勢では唯一、準々決勝に駒を進めた。
FC東京と対戦した熊本は、開始4分に平川 怜が古巣相手に先制ゴールを奪うと、54分にはアカデミー時代をFC東京で過ごした松岡 瑠夢が追加点をマーク。2-0と快勝を収め、ベスト8に進出した。
前回王者の甲府と対戦した神戸は20分に先手を奪われるも、後半に入って反撃を展開。53分にオウンゴールで追いつくと、60分に武藤 嘉紀が逆転ゴールをマーク。さらに大迫 勇也とジェアン パトリッキにもゴールが生まれ、4-1で勝利した。
柏は22分に生まれた椎橋 慧也のゴールを守り抜き、1-0で札幌に勝利。名古屋はサウジアラビアのクラブへの移籍が決まったマテウス カストロのゴールなどで、3-0と浦和を撃破した。
川崎Ｆはスコアレスで迎えた80分に佐々木 旭が決勝ゴールをマークし、1-0で高知ユナイテッドSCに勝利。新潟は終了間際の90分に小見 洋太にゴールが生まれ、1-0でＪ２で首位に立つ町田を下している。
栃木と対戦した福岡は2-2のまま延長に突入すると、延長後半の114分にルキアンが勝ち越しゴールをマーク。さらに117分には山岸 祐也が追加点を奪い、4-2で勝利した。Ｃ大阪vs湘南は1-1のまま決着がつかず、PK戦に突入。これを5-4でモノにした湘南が準々決勝進出を決めている。
■試合データ
町田vs新潟
名古屋vs浦和
甲府vs神戸
Ｃ大阪vs湘南
川崎Ｆvs高知
柏vs札幌
栃木vs福岡
FC東京vs熊本
