
明治安田J1リーグは21日と22日に第21節の9試合が行われる。FIFAクラブワールドカップに参戦中の浦和の同節の試合(vs湘南)は7月23日に開催される。
首位の鹿島はアウェイで町田と対戦。前節は広島と引き分け、連勝はならなかった。それでも終了間際のゴールで追いつく粘り強さを披露した。3戦連発中のレオ セアラが今節も重要な役割を担うだろう。町田は湘南を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。今季初ゴールを決めた藤尾 翔太がここから勢いに乗っていけるか。
柏vs京都は2位と3位の上位対決となる。柏は前節、東京Vを下し、4試合ぶりに白星を掴んでいる。調子を上げてきた細谷 真大に今節もかかる期待は大きい。対する京都は先週の試合がなく、直近の試合ではFC東京を3-0で撃破した。ここ3試合で2得点を記録する奥川 雅也が今節も結果を残せるか。
5位の広島は横浜FCの本拠地に乗り込む。前節は鹿島と引き分け、2試合勝利がない。2試合連続で後半アディショナルタイムに失点しているだけに、終盤の試合運びがテーマとなる。横浜FCは川崎Fに敗れ、3試合勝利なしとなった。得点力に課題を抱えるなか、水曜日の天皇杯でゴールを決めた室井 彗佑が救世主となれるか。
川崎Fvs神戸は7位と6位の対戦となる。川崎Fは前節、横浜FCを下し、6戦負けなしとしている。復帰を果たした大島 僚太がチームにさらなる勢いをもたらせるか。神戸は名古屋に勝利を収め、2連勝を達成した。新戦力の永戸 勝也が攻守両面でカギを握りそうだ。
福岡はホームに新潟を迎える。前節は岡山に競り勝ち、10試合ぶりに勝利を手にした。殊勲の決勝点を挙げた安藤 智哉が今節も大仕事をやってのけるか。新潟は横浜FMに1-0で勝利した。ここ3試合で2勝と調子を上げてきたなか、前回対戦で敗れた相手にリベンジを果たし、降格圏からの脱出を狙う。
C大阪はホームで東京Vと対戦。前節はFC東京と引き分け、4戦負けなしとした。怪我から復帰後、すぐさま結果を出した田中 駿汰に今節も大きな期待がかかる。東京Vは柏に敗れ、3試合ぶりに黒星を喫した。3点を奪われた守備の修正が求められるだろう。
名古屋はホームに清水を迎える。前節は神戸に敗れ、7試合ぶりに黒星を喫している。一矢を報いた原 輝綺が、昨季まで所属した古巣相手にも結果を残せるか。清水はG大阪と引き分け、2試合勝利がない。課題の守備が無失点に抑えただけに、チャンスを作りながらも決め手を欠いた攻撃陣が意地を見せたいところだ。
G大阪はホームでFC東京と対戦する。前節は清水と引き分け、5試合勝利から遠ざかる。2試合連続で無得点と元気のない攻撃陣の奮起が求められるだろう。FC東京はC大阪と引き分け、連敗を3で止めたものの、4試合勝利がない。2ゴールでチームを救ったマルセロ ヒアンに今節もかかる期待は大きい。
横浜FMはホームに岡山を迎える。前節は19位の新潟に敗れ、最下位から脱出できなかった。対する岡山は福岡に敗れ、3試合勝利がない。1-0で勝利した前回対戦で決勝点を挙げたルカオが、再び重要な仕事をこなせるか。
■各試合の見どころをチェック
町田vs鹿島
福岡vs新潟
C大阪vs東京V
柏vs京都
川崎Fvs神戸
横浜FMvs岡山
名古屋vs清水
横浜FCvs広島
G大阪vsFC東京