明治安田J3リーグは15日と16日に第36節の10試合が行われる。
今季も残り3試合となり、今節にも首位の栃木Cと2位の八戸の昇格が決定する可能性がある。
栃木Cは勝利すれば、昇格が決定。引き分けでも、翌日に試合が行われる3位の鹿児島と4位のFC大阪が引き分け以下、敗れた場合でも鹿児島とFC大阪が敗れれば、2位以上が確定する。
一方の八戸は勝利したうえで、翌日に試合が行われる鹿児島とFC大阪が引き分け以下、引き分けた場合は鹿児島とFC大阪が敗れれば、昇格が決定する状況だ。
栃木Cはアウェイで岐阜と対戦する。前節は讃岐を下し、8戦負けなしとした。逆転弾を決めたピーター ウタカが昇格に導くゴールを決められるか。対する岐阜は鳥取に敗れ、連勝はならず。ここ4試合で12失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。
八戸は高知の本拠地に乗り込む。前節は奈良と引き分け、3試合勝星がない。前回対戦で勝利した相手を再び撃破し、翌日に朗報は届けられるか。高知は松本に0-1で敗れている。シュート5本で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。
鹿児島はアウェイで19位の讃岐と対戦する。前節は栃木SCに敗れ、連勝が3でストップした。2試合連続で複数失点の守備を上手く立て直したい。讃岐は栃木Cに敗れ、2連敗となった。今節敗れれば最下位に転落する可能性があるだけに、正念場の一戦となる。8試合ぶりにゴールを決めた後藤 優介がチームを救う活躍を見せられるか。
FC大阪は松本とのアウェイゲームに臨む。前節は長野を下し、2連勝とした。ダメ押しのゴールを奪い、1-0で勝利した前回対戦でも決勝点を挙げている島田 拓海にかかる期待は大きい。松本は高知に勝利し、連敗を6で食い止めた。2戦連発の林 誠道が今節も結果を残せるか。
5位の宮崎はアウェイで長野と対戦する。前節は群馬に敗れ、7試合ぶりの黒星となった。終盤の2失点で逆転負けを喫しただけに、試合の締め方がテーマとなる。長野はFC大阪に敗れ、2連敗となった。過去対戦では3連勝中と相性の良い相手を撃破し、18位以上を確定させたい。
6位の北九州は鳥取の本拠地に乗り込む。前節は福島に敗れ、連勝は3でストップした。プレーオフ出場圏内に留まるためにも、連敗は避けたいところ。エースの永井 龍に結果が求められる。鳥取は岐阜を下し、2連勝と調子を上げている。途中出場から2ゴールをマークした半田 航也が再び輝きを放てるか。
金沢vs栃木SCは勝点1差にひしめく7位と9位の対戦となる。ともにプレーオフ圏内に浮上するためにも勝点3が求められる一戦だ。金沢は前節、相模原に敗れ、2連敗となった。チャンスを作りながらも無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する栃木SCは鹿児島に2-0と快勝を収めた。2ゴールで勝利の立役者となった五十嵐 太陽に今節もかかる期待は大きい。
福島はホームで奈良と対戦。前節は北九州に競り勝ち、連敗を2で食い止めている。2ゴールをマークした芦部 晃生が今節も結果を残せるか。奈良は八戸と引き分け、3試合勝利がない。終了間際に追いつかれただけに、試合の終わらせ方がポイントになるだろう。
相模原はホームに琉球を迎える。前節は金沢を下し、4戦負けなしとした。4試合連続でクリーンシートを達成した堅守を軸に、今節も粘り強い戦いを見せるはずだ。琉球は沼津に敗れ、3試合勝利がない。得点は奪えているだけに、複数失点が続く守備の修正がテーマとなりそうだ。
20位の沼津はホームで群馬と対戦する。前節は琉球に競り勝ち、5試合ぶりに勝点3を手にした。今節勝利すれば最下位から抜け出せる可能性があるだけに、士気高くこの試合に臨むはずだ。ここ4試合で3得点を記録する柳町 魁耀が今節も重要な役割を担うだろう。対する群馬は宮崎を下し、3連勝と勢いに乗る。終盤の2ゴールで劇的な逆転勝ちを収めた勢いを今節にも持ち込み、4連勝を狙う。
■各試合の見どころをチェック
松本vsFC大阪
長野vs宮崎
岐阜vs栃木C
高知vs八戸
福島vs奈良
相模原vs琉球
金沢vs栃木SC
沼津vs群馬
鳥取vs北九州
讃岐vs鹿児島




































