3月に明治安田J1第5節で対戦した際は、湘南が幸先よく先制したものの、2-3で敗戦。JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフステージ第1戦はウェリントンのゴールを守り抜き、1-0で勝利。しかし、第2戦ではレアンドロ、ディエゴ オリヴェイラ、アダイウトンのブラジリアントリオに4発を沈められて2戦合計1-4となり、敗退が決まった。
「こういう大量失点は前回のJリーグでのFC東京戦以来だったので精神的にも折れる選手もいると思うし、実際に自分もすごく悔しい。今日の試合で感じたことをしっかり、その先とかじゃなくて(次の試合から)全員がやらなければいけない」。ルヴァンカッププレーオフステージ第2戦を終えたあと、キャプテンの石原 広教はそう話し、前を向こうとしていた。そこから第18節・浦和戦で3-2と逆転勝利(その後浦和への懲罰のため、3-0にスコアは変更)を飾った。続く第20節・柏戦も2-1でリードして良い流れにあったが、後半アディショナルタイムの12分間に3得点を許し、2-4で逆転負け。ここから良くない流れは続き、第21節の神戸戦でも1-3と逆転負け。
「(柏戦と)同じような試合にならないように準備して入ったつもりだったので、結果として逆転負けということは非常に悔しい。やはり、少し耐えないといけないタイミングで耐えられない」と浮嶋 敏監督は神戸戦を振り返り、「切り替えの遅さ、一瞬のところが課題になってくる」と口にした。その神戸戦から1週間、どんな立て直しがチームとして見られるか。
一方のFC東京は7月に入って初めての公式戦になる。6月に行われたリーグ戦3試合はいずれも勝利。何より3試合すべてを無失点で終えたことは好材料。長谷川 健太監督は「(シーズンの)前半戦は失点が多く、先制される試合が多かった。選手たちは前向きに取り組んでくれて、東京らしいアグレッシブな守備が戻ってきた」と評価し、「それはここ最近の先制できる試合につながっていると思っている」と語っていた。今節勝つことができれば、今季最多の4連勝を収めることになる。
そんなFC東京について、19歳の畑 大雅は「サイドにアダイウトンやディエゴ オリヴェイラ、レアンドロといったスピードもあって個人としても完成されている選手がいる」とリスペクトする。しかし、「僕が出たここ2試合のFC東京戦(ルヴァンカップ)ではいいようにやられてしまった。1戦目は勝ちましたけど、なかなか抑え込むことができず、僕としては反省が多い試合だった」とリベンジに燃えている。
それは畑だけではなく、湘南の選手、スタッフ全員が同じ気持ちのはずだ。ルヴァンカップ第2戦で大敗した借りを返すために、そしてホームで同じ相手に二度も敗れないためにも、湘南の意地を見せるべきだ。
[ 文:舞野 隼大 ]
