ホーム・京都は1勝3分2敗の勝点6で16位につける。順位は下位だが、6位から17位までの12チームが勝点差3でひしめき合う状況。直近2試合は勝利に手が届きそうなゲームをアウェイで展開しながら、引き分けに終わっている。
前節は好調のG大阪を相手に、前半から積極的なプレスとカウンターでリズムをつかみ、ボール保持率でも上回った。武田 将平をアンカーに起用する中盤の構成も新たな可能性を感じさせている。そうした好感触はあるだけに、今節は勝利という結果につなげたい。
アウェイへ乗り込む磐田は2勝4敗の勝点6で17位につける。昇格クラブとして早いタイミングで勝利をつかんでおり、試合内容でも着実な進歩が見られるなど、ここまで悪くない序盤戦を過ごしている。
前節はホームで新潟と対戦し、ジャーメイン 良が2ゴールを決めて勝利している。ジャーメインは今季7ゴールで得点ランク首位。新戦力のマテウス ペイショットも、まだ得点こそないものの、190cmの長身を生かしたプレーで存在感を発揮しており、彼ら前線を生かすことで連勝を果たしたい。
今節が3連戦の3試合目だが、両チームとも直近2試合で先発メンバーを大きく替えていない。疲労もある中、今節も選手を替えずに挑むのか、それともコンディションの良い選手の抜擢があるのか。両監督の選手起用にも注目が集まる。
木曜日にはパリ五輪の出場権を懸けたAFC U23アジアカップ カタール2024に挑むU-23日本代表メンバーが発表され、京都からは川﨑 颯太が、磐田からは鈴木 海音が選出された。2人は今節を戦ったあとに代表チームへ合流する。川﨑は「大事な時期にチームを離れることになりますが、その覚悟や自分が日本代表としてパリへ向かっていくんだ、というものをサンガスタジアムへ観に来てくれる皆さんに示したい」と思いを語っている。
両者が同カテゴリーに所属した直近のシーズンは2022年のJ1で、磐田が1勝1分と勝ち越した。ただし、最終節での京都との対戦を前に磐田はJ2降格が決まってしまい、京都は最終節を引き分けに持ち込んだことでJ1参入プレーオフに回り、残留をつかみ取っている。また、京都は曺 貴裁監督の下での磐田戦が1分3敗というデータもある。
週明けの時点で雨予報だった天気も、試合2日前の時点では晴れ予報へ変わっており、サッカー日和が期待できそうだ。現在、京都は桜の見ごろを迎えており、スタジアムの最寄り駅である亀岡駅周辺のお花見スポットも賑わいを見せている。午前中に満開の桜を楽しんでから、スタジアムへ向かうというプランも選択肢になり得るだろう。乗換駅となる京都駅が観光客で混雑することも予想され、早めのタイムスケジュールを組んで動くことが推奨される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

