ホームで迎え撃つ京都は、3勝5分11敗の勝点14で19位。残留争いの渦中に身を置いている。前節はアウェイで鳥栖と対戦。前半は試合を優勢に進めるが、後半に失点を重ねて0-3で敗れた。勝利した前々節・札幌戦に続く直接対決に敗れたダメージは大きいが、中3日の連戦をホームに戻って戦えることはプラスに捉えたい。
24日には新外国籍FWラファエル エリアスがクルゼイロEC(ブラジル)から期限付き移籍で加入することが発表された。U-20ブラジル代表の経歴を持つストライカーがピッチに立てるのは夏の移籍期間が開いてからになるが、リーグで得点が最も少ない(19試合で15得点)という状況を打破するための戦力となれるかどうか、注目される。一方で、ほかのFW陣にとっては出場機会を争うライバルが増えることになる。前節は2点を追いかける状況で、3トップを総入れ替えする選手交代が行われるなど、さまざまな選手にアピールの機会がある状況だ。現状では豊川 雄太(4得点)や原 大智(2得点)が前線の軸となっているが、そこに割って入るような選手が出てくるかどうか。そうした前線の競争が注目される。
アウェイへ乗り込む柏は、5勝7分7敗の勝点22で13位。中位から上位への進出が狙える一方で、降格圏ともまだ大きな差がないという状況だ。前節はホームで広島と対戦。序盤はペースをつかんで攻撃を仕掛けたが、33分に先制点を奪われてしまう。後半は相手陣へ押し込んで攻める時間が長かったが、相手の堅守を崩すことができずに0-1で敗れた。試合後に井原 正巳監督は「勝つためにはゴールが必要。そこは突き詰めてやっていますが、結果がなかなかついてきていない」と苦しい胸の内を明かしており、これで4連敗と下降曲線を描いて前半戦を終えることになった。
今節は木下 康介や島村 拓弥らにとって、古巣との対戦となる。木下は昨季の1シーズンだけの在籍だったが、3トップの主に左サイドで推進力を発揮していた。本人は中央でのプレーに意欲を見せていて、今季から柏に移籍して2トップの一角でプレーする中で6ゴールと実力を証明している。島村は京都U-18からトップチームに昇格したアカデミー出身選手だ。京都では高卒でのトップチーム挑戦で出場機会をつかめなかったが、J3とJ2で経験を積み重ねて成長を遂げ、今季からJ1の舞台でも切れ味鋭いドリブルでチャンスを作っている。ほかにも小屋松 知哉や守田 達弥も古巣対戦となり、彼らが京都の地でどんなプレーを見せるのか注目が集まる。
両チームの前回対戦は開幕戦。柏がマテウス サヴィオのミドルシュートで先制するが、終了間際に高卒ルーキーの安齋 悠人がFKのこぼれ球を蹴り込んで、京都が1-1の引き分けに持ち込んでいる。また昨季の対戦は、前半戦は1-1の引き分け、後半戦は1-0で柏が勝利している。
試合当日の夜は、2日前の時点で降水確率50%と雨が降る可能性があり、雨対策を準備しておきたいところだ。試合は19時キックオフ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

