川崎Fにとって、21日に行われた明治安田J1第21節・神戸戦は悔しい結果となった。勝点1差で上を行く神戸に勝てば、順位表でのジャンプアップも期待されたが、結果は1-2で逆転負け。6分と早いタイミングで華麗なパスワークからキャプテンの脇坂 泰斗がゴールネットを揺らすまでは良い流れであったが、そこからゲームの流れは徐々に変わっていく。10分にロングスローから宮代 大聖に同点ゴールを決められると、後半開始早々の52分にも宮代 大聖にゴールを叩き込まれた。川崎Fのアカデミーで育ち、一昨季までのチームメートの2発に沈む結果は、痛恨と言うしかない。
ただ、上位との差は詰まっており、この未消化試合で勝点3を積めれば5位に浮上できる。首位・鹿島とも6ポイント差まで迫れるだけに、必勝が期される。
前後の試合間隔を見ても、中3日ずつあるため、先発の大きな変更はなさそう。その中で、注目は三浦 颯太とジェジエウだ。神戸戦を欠場した三浦 颯太は22日のトレーニングをすべて消化。2試合ぶりの出場はあるか。また、出場はなかったが、その神戸戦で久しぶりにメンバー入りを果たしたジェジエウのコンディションは上がってきている様子であり、そろそろ出番が巡ってくるかもしれない。
一方の新潟は、21日の第21節にアウェイで福岡と対戦し、前半のうちに両チーム合わせて5ゴールが生まれたゲームで競り負けた。4分に稲村 隼翔のプロ初ゴールで先制するも、9分と16分に連続失点。その後、谷口 海斗の今季2ゴール目で追いついたが、45分に決勝点を奪われた。
今季初の連勝を逃してしまい、約2カ月ぶりの降格圏脱出とはならず。23日には樹森 大介監督の契約解除および入江 徹コーチの新監督就任が発表され、新たな体制の下で残り18試合を戦うことになった。その初戦で勝利を飾り、はずみをつけられるか。
新潟の出方次第ではあるが、まずはどちらのチームがボールを握り、主導権をつかむかがポイントになる。その上で前線のタレントがゴール前で仕事をできるか。昨季はどちらもゴールを量産しながらも、今季はここまでゴール数が伸びていない、川崎F・山田 新と新潟・谷口 海斗のフィニッシュワークにも注目である。
[ 文:須賀 大輔 ]


