新潟はリーグ前半戦を終えて4位。開幕から13試合負けなしだったが、今季初の無得点で引き分けた第13節・松本戦を境に、そこからの9試合は2勝3分4敗と勝ち切れない試合が増えている。
後半戦のキーマンは福田 晃斗だ。左ひざの大ケガから8カ月ぶりに復帰した前節・磐田戦では、72分に0-3の状況でピッチに送り出されると、ワンタッチでリズムを作り攻撃を活性化。2点を追い上げる原動力となった。今節も出場濃厚な福田は「アシストの1つ2つ前のプレーや、ピンチをつぶすところが自分の軸。そこはブラさず、プラスαで得点やアシストもやっていけたら」と目立たない部分でも足と頭を動かし続け、攻守においてチームのために活躍を誓う。
対する栃木は17位。6試合勝利がなく、浮上のきっかけが欲しいところだ。前節は町田を相手に開始早々に失点したものの、後半に松本 凪生が強烈なミドルシュートでJ2初得点を決め、1-1で引き分けた。連敗を『2』で断ち切ったことはプラス材料だ。ただ、7日にはホームで天皇杯3回戦・鹿島戦を行い、0-3で敗れている。今節はそこから中3日で臨むアウェイ戦となる。
こちらのキーマンは、6月30日に横浜FMから育成型期限付き移籍で加入したGKオビ パウエル オビンナ。加入後初出場した前節は正確かつ飛距離のあるフィードで押し込む場面を作った。最後方から畑 潤基や矢野 貴章に当て、一発で決定的場面を生み出せるのは大きい。
新潟は3試合ぶり、栃木は7試合ぶりの白星を目指す。後半戦の好スタートを切るのはどちらのチームになるか注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

