リーグ戦では7年ぶりとなった前節の“みちのくダービー”。山形は二度追いつきながら仙台に勝ち越され、2-3で敗れた。スロースタートが常態化しているが、開幕からここまでわずか1勝、14位という現在地は昇格を狙うクラブとしては物足りない。今節からの3連戦は東京V、横浜FC、岡山といずれも上位と対戦する。シーズンはまだたっぷり残されているように見えるが、下位からのキャッチアップがいかに難しいかは昨季で十分に体験した。昇格への直接対決ともとらえられるこの3試合では、シビアに結果を求める姿勢が必要となる。
負けなし同士の上位対決となった前節の“東京クラシック”で、東京Vは町田を2-1で退け、3位に浮上した。3勝2分、勝点11は2位・仙台と並んでいる。堀 孝史監督が全員にハードワークを促し、足元のうまさだけにとどまらない、総合力の高いチームに仕上げている。町田戦では杉本 竜士がクロスとカウンターから2得点を挙げ、今季4得点とリーグトップタイ。さらに佐藤 凌我、新井 瑞希など勢いのあるアタッカーがそろう。また、流動的に仕掛けるチームの中で梶川 諒太のコントロールも効いている。
今節、山形は半田 陸と木村 誠二、東京Vは山本 理仁と馬場 晴也がU-21日本代表に招集中で不在となる。4人とも開幕からここまで先発出場を続けてきたが、誰が新たな先発メンバーに加わり、それによってチームがどう変化していくかも注目ポイントになりそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
