再試合が決まっていた明治安田J2第8節・岡山戦のデータがリセットされ、山形は消化が2試合少ない状態で6位となっている。その岡山戦後の9試合で6勝3分と無敗をキープし、順位を上げていたが、2位・新潟と対戦した前節はアウェイで0-3と、内容的にも完敗だった。新潟戦までの3連戦はメンバーがほぼ固定され、連戦の疲労も影響していた。負傷離脱者が多い状態はもうしばらく続きそうだが、今節は天皇杯で主力を休養にあてた効果を生かしたい。
琉球は21位。喜名 哲裕監督が4試合ぶりに現場復帰して迎えた前節・徳島戦は3-3と思わぬ点の取り合いになった。前半は互いにPKで点を取り合い、3-2から徳島が追いついたのは終了直前の90+6分。琉球はあと一歩で勝利を逃す悔しい結果となった。ただし、攻める姿勢を打ち出した中でリーグ最少失点の徳島から3得点を挙げたことは大きな成果。2連勝のあと第17節からは3試合勝利がないが、常に次への手ごたえを残す戦いを続けている。第16節・栃木戦の途中からは170cmの沼田 圭悟をCBに、徳島戦では池田 廉がボランチに起用されている。
山形は藤本 佳希、琉球は草野 侑己、チーム最多7得点のエースをともに欠いているが、ボールを保持しながら全員で崩していくのが両チームのスタイル。ともに後半アディショナルタイムの失点が多いことも含めて、最後まで目が離せない展開になりそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
