何より琉球はリーグ戦3連敗中で、明治安田J2第16節・栃木戦を最後に勝利から遠のいている。その要因となっているのが後半アディショナルタイムでの失点。第17節の甲府戦をはじめ、第19節・徳島戦、第21節・長崎戦、そして前節の岡山戦と終了間際にゴールを奪われている。そのすべてが1点差未満で試合が進んでおり、1点の重みを背負う中で相手のパワープレーをはね返せず、苦杯をなめる状況が続いている。
その部分はナチョ フェルナンデス監督も「最後の時間の使い方、終わらせ方を変えなければいけない。そういう事象が起こり得るエラーを限りなく少なくして、改善していきたい」と課題克服に向けて取り掛かると話している。
対する町田は前節、ホームで金沢と対戦。先手を打つ町田に追いすがる金沢という構図で最終盤までシーソーゲームを演じた中、アディショナルタイムに太田 修介が決め、3-2の劇的勝利。この結果、J1参入プレーオフ圏内の6位に浮上した。サイド攻撃やセットプレーを強みにし、力強いフィニッシャーもそろえている町田に対し、琉球はいかに相手の強みを消せるかが大事となる。
前回対戦は開幕節で当たり、スコアレスドローを演じた両者。梅雨明けしたばかりの沖縄の地で行われる再戦において、雌雄を決するか。監督交代で巻き返しを図りたい琉球と、昇格への道を突き進みたい町田との一戦が、26日にタピック県総ひやごんスタジアムで繰り広げられる。
[ 文:仲本 兼進 ]
