お互いにもっと上を目指して戦ってきたが、ホームの甲府は1試合消化試合が少ない状況で14位、アウェイの琉球は22位。流れを変える、流れを引き寄せるためにも大事な試合になる。
甲府は前々節・千葉戦を前に合計で11人の新型コロナウイルス感染症の陽性者、それに近い数字の濃厚接触者が認められたため、下限の13名の選手がそろわずに試合が中止となった。前節の群馬戦は離脱選手の約半数が戻ったことで試合開催はできたものの、コンディションが戻っていない選手をメンバー入り、出場させて乗り切った。今節はコロナ関連の離脱選手はほぼ復帰したものの、コンディション面の不安は残る。
琉球は降格圏からの脱出が目の前の目標だが、直近の5試合は最下位のチームではない勢いや試合内容がある。ポテンシャルが高いFWサダム スレイを獲得したことが大きく、阿部 拓馬が能力の高さをフルに発揮できるコンディションにあることも大きな武器だ。
ハードで規律ある戦いで結果が出てきた琉球に対して、離脱メンバーが戻ってきた甲府がJ1参入プレーオフ圏内入りに向けて、どん欲かつ危機感を持って臨む一戦。残り試合が『15』を切り、ラスト10が見えてきた中で、どちらが勝って希望をつなげるか。
[ 文:マツオ ジュン ]
