長崎は前節、アウェイで東京Vと対戦。序盤からボール保持に長けた東京Vに押し込まれると、後半に耐え切れず失点。終盤は反撃に出たものの得点を奪うことができず、0-1で敗れた。ファビオ カリーレ監督就任後、リーグ戦では初黒星となり、2カ月以上続いていた連続無敗記録は『11』でストップした。
対する琉球は前節、アウェイで甲府と対戦。序盤からミスが続き、前半だけで2つのPKを与えて3失点。そこから2点を返し、1点差まで追い上げるもそこから2失点を喫し、終わってみれば5失点。6試合ぶりの敗戦を喫した。
ともに前節の敗戦からの修正が勝利へのカギとなる。長崎はそれまでの5試合で9得点を奪っていたが前節は沈黙。エジガル ジュニオの決定力に依存している部分も多く、「得点のパターンを増やしたい」(村松 航太)ところだ。一方の琉球も前々節・熊本戦までの5試合では2失点と守備が安定していただけに、その感覚を取り戻したい。前線では新加入のサダム スレイが2試合連続得点と頼もしい存在となっているだけに、粘り強い守備から新エースの一撃という展開に持ち込みたいところだ。
長崎は昇格、琉球は残留とともに明確な目標があるだけに、連敗は絶対に避けたいところ。特に琉球は残留圏内の20位・大宮との勝点差が『4』と、追いつくには2試合を要する状況になっているだけに、是が非でも勝点が欲しいはずだ。
平和な世界でこそ楽しめるのがスポーツ。真剣勝負の中で両チームは平和の尊さをプレーで示してくれるはずだ。
[ 文:杉山 文宣 ]