ホームの大宮はこの2試合、状態が上向き。前々節・甲府戦はアウェイで3-0と大勝。前節・大分戦はドローに終わったが、後半戦に入って1敗しかしていない相手に対して互角以上の戦いを見せ、前向きな勝点1を手にした。
この2試合で共通して言えるのは、キックオフ早々に訪れたファーストチャンスで先制点を取れていること。甲府戦は5分にショートカウンターから富山 貴光が、大分戦は4分にCKから袴田 裕太郎がネットを揺らしている。また、大分戦では先制直後に追いつかれ、逆転まで許してしまったが、そこから選手たちがピッチ上で問題を解決し、試合を振り出しに戻した姿勢は評価できる。まだまだ残留に向けて予断を許さない状況だが、チームに少しずつたくましさが生まれてきている。
大分戦に引き続き、今節も声出し応援が認められているゲームであり、ファン・サポーターが最高の雰囲気を作り出してくれるはず。その思いに応えるためにも勝利をつかみ、残留争いで優位に立ちたい。
対する栃木は、9月に入り3試合勝ちなし。明治安田J2第34節・群馬戦、前々節・横浜FC戦は引き分けに終わり、前節は5連敗中だった仙台に勝利を献上してしまった。
順位的にも残留争いにどっぷり浸かっているわけではないが、1つ下の大宮とは5ポイント差であり、安心できる状況でないのも事実。ここで勝利し、その差を『8』に広げられれば余裕ができる一方、敗れて『2』に縮まってしまえば、残り試合は難しいシチュエーションでの戦いを強いられることとなる。
他会場の結果にもよるが、勝てば一気に順位を上げられる可能性もあるだけに、約1カ月ぶりに勝利を飾り、残り試合は1つでも上の順位を目指す戦いに集中したい。
[ 文:須賀 大輔 ]

