ホームの大宮は前節・熊本戦を落とした。前々節・金沢戦で今季初勝利を飾った勢いのまま連勝を目指したが、熊本の巧みなパスワークを前に前線からのプレスが空転。時間の経過とともに体力を削がれ、29分と33分に喫した失点が響いて敗れた。
問題はプレスがハマらなかったよりも、ピッチ上で解決策を見いだせず、ハーフタイムまで我慢できなかったこと。スイッチ役を担う中野 誠也は「僕たちが行けていないから後ろが怖くて前にこられないのもあるし、後ろがきていないから僕たちも行きづらいのはある」と難しさを口にしながらも、今節に向けては「みんなで意図を合わせる。2トップからすればボランチがどれだけついてこられるか。悪い時間をみんなで共有しないといけない」とポイントを明かした。守備の要となる袴田 裕太郎も同調。「前節の負けを生かさないと無駄になってしまう。自分がリーダーシップを持ってやりたい」と最終ラインからコントロールする意志を示した。
ホームでの連敗は許されない。我慢強く戦いながら、チャンスを逃さない粘り強い戦いで勝利を狙いたい。
アウェイの磐田は前節で今季初勝利をつかんだ。ジャーメイン 良と松本 昌也のゴールで開幕連勝スタートを切っていた山形を破り、勝点3を手にした。
昨季はJ2降格の悔しさを味わったとはいえ、メンバーを見ればタレントがそろう。勝っていくことでチームとしての完成度も高まっていくだけに、ここで連勝を飾り、さらなる浮上を目指したい。
[ 文:須賀 大輔 ]

