栃木は前節、アウェイで千葉に0-1。2連敗となり、4試合勝利から遠ざかっている。千葉戦は立ち上がりから攻守における強度が不足し、相手に決定機を作られる流れだった。そして78分にカウンターから失点を喫すると、良いところなくそのまま敗戦した。
抵抗することもできず敗戦したチーム状態を受けて、時崎 悠監督は「このままではJ3に落ちる。ここで変われるかどうか。ここがターニングポイントだと思う」と危機感をあらわにした。
栃木らしさを著しく欠いた敗戦を受け、選手たちも危機意識を共有しており、今週のトレーニングの初日には選手だけによるミーティングを実施し、自分たちがいまやるべきことをもう一度共有した。西谷 優希は「栃木SCとして最低限やるべきことがある。ハードワーク、球際、それらで必ず上回る。戦術うんぬんではなく、まずベースの部分で相手を上回れないと勝てない。まずはそこだぞということを選手間で共有した」と語る。
今まで自分たちが大事にしてきたことをあらためて確認し、岡山にぶつけるという一戦。自分たちが変わることで、この悪しき流れを変えることができるか。
一方の岡山は前節、ホームで群馬に2-1で勝ち切り、4試合ぶりの勝利をつかんだ。岡山は12試合負けなし、今季はまだ1敗しか喫していないという堅調な状態をキープする。群馬戦は開始早々のチアゴ アウベスによる先制ゴールのあと、一度は追いつかれたが、後半にルカオらを投入したことでギアチェンジ。85分のステファン ムークのゴールで勝ち越して逃げ切った。
直近の戦いでは外国籍選手たちの状態が上がってきており、チームを力強くけん引。3試合連続ドローという勝ち切れない状態から前節でようやく勝利をつかみ、ここからJ1昇格プレーオフ圏内へと歩みを進められるか、という大事な局面にいる。ここで連勝をつかんで、一気に上昇気流に乗るための足がかりにできるか、非常に大事なアウェイ戦に乗り込む。
[ 文:鈴木 康浩 ]

