今季初の3連勝かつ3試合連続クリーンシートを記録するなど、勢いに乗っていた千葉だが、前節・仙台戦は1-2で敗戦。ビルドアップのミスから先制点を献上すると、事前に対策していたサイド攻撃から崩されて追加点を許すなど、なかなか主導権を握れなかった。攻撃面でもチームトップスコアラーの小森 飛絢が「ケアされている感覚がすごくあった」と振り返ったように、前線に思うようにボールを供給できなかった。
町田は今季10失点と堅守を誇るだけに、千葉としてはいかにその壁をこじ開けられるかが勝負の分かれ目となる。「ビルドアップする位置が低く、CBとFWの距離が長くなっていた。もう少しリスクをとってビルドアップしてもいいのではないかという声が出ていた」と小森。前節の反省を踏まえて、チームは攻撃面を改善できるか。
黒田 剛監督率いる町田は、質実剛健という言葉がふさわしい力強さを武器に、勝点を積み重ねている。また、今季新加入のミッチェル デュークとエリキの2トップは、「すごく強烈だという印象がある」と小森が話したように、確かな存在感を放つ。前節・徳島戦では7試合ぶりに黒星を喫したが、自信を持ってアウェイに乗り込んでくるだろう。
各ポジションにタフな選手がそろっているが、町田加入後初の古巣対戦となるチャン ミンギュには注目したい。千葉に在籍していた際も、前向きな守備で絶対的な強さを発揮していたが、今節はどれほどのパフォーマンスを披露してくれるだろうか。
[ 文:藤井 匠 ]
