今節の試合前には、明治安田J2第14節・大宮戦でJリーグ通算250試合出場を達成した西谷 和希の記念セレモニーが予定されている。西谷 和希は栃木県出身かつ古巣戦となり、栃木には双子の兄の西谷 優希も所属している。両者がメンバーに名を連ねれば、過去の直接対決以上にメモリアルな瞬間になるだろう。
では、両者の近況を見ていこう。
徳島は第11節・群馬戦でシステム変更と戦術アレンジを加えたあたりから、今季初勝利を含む結果が伴い始め、それ以降は4勝3分2敗と相応の成績で歩を進め始めた。ただ、気になるのは成績が出ている中で、黒星を喫した2試合は3バックのチームが相手だったということ。栃木も3バックを採用しており、これが徳島にどのような影響を及ぼすか。
栃木は粘り強い戦いで勝点を積み上げてきているが、前節・藤枝戦(1△1)では90+4分に失点を喫して、勝点2を失ってしまった。「アウェイで勝ち切れない現状をなんとかしないといけない」(時崎 悠監督)。藤枝戦に続き、今週はミッドウィークの天皇杯2回戦・秋田戦(ここでは2-1で勝利)もアウェイで戦っており、アウェイ3連戦となる。移動や地の利で苦しい1週間となるだけに、万全の状態で臨めるかどうかが注目ポイント。
今節で勝利して、上位争いに食らいつくための一歩目を踏み出せるか、敗戦して下位グループに甘んじるか。重要な勝点20同士の直接対決がキックオフされる。
[ 文:柏原 敏 ]


