両者の対戦戦績は、群馬の1勝3分5敗。群馬は江坂 任(現・蔚山)を擁した2015年に磐田から初勝利を挙げたが、それ以降は大きく負け越している。今季の明治安田J2第15節では2-4で完敗を喫した。0-4から2点を奪い返したが、“よそ行き”のサッカーになってしまった。
群馬は直近6試合を2勝4分で負けなし。若手中心のメンバーに移行し、選手たちは自信をつけ始めている。前節・甲府戦は畑尾 大翔を負傷で欠いた上に、酒井 崇一が累積警告による出場停止でスクランブルとなったが、城和 隼颯、高橋 勇利也のフレッシュなCB陣が甲府をシャットアウト。攻撃面では天笠 泰輝、佐藤 亮、長倉 幹樹がそれぞれ特徴を生かしたプレーからゴールを奪い、3-0で完勝している。群馬はJ1昇格プレーオフ圏の6位・清水を勝点3差で追う状況。磐田を撃破し、プレーオフ争いに再参入したい。
磐田は第19節・秋田戦から6勝2分で8戦負けなし。第24節・金沢戦を2-1、前々節・山形戦を3-1で勝ち切ると、前節・藤枝戦は4-1で快勝している。5試合連続で失点しているが、どこからでも得点が奪える攻撃を見せて、一気に順位を上げている。磐田は首位を独走している町田を追走しており、この群馬戦は重要な位置づけとなる。
ゲームは、守る群馬とボールを動かす磐田の構図が予想される。群馬は磐田のパスを網にかけて、長倉を軸としたカウンターからチャンスを狙いたい。攻撃陣は勢いがあるだけに、磐田から金星を奪う可能性は十分だ。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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