前回対戦は、アウェイの東京Vが稲見 哲行のJリーグ初ゴールなどで2-0の勝利をつかんでいる。また、東京Vは栃木に3連勝中と相性が良い。
昨季の明治安田J2第2節・栃木戦でJリーグ初ゴールを決めた河村 慶人は「良いイメージがある」と話した。東京Vにとって今節はホーム最終戦。1万人を大きく超える入場者が予想される中で、勝って自動昇格の望みをつなげたい。
二度目のJ2降格となった2009年以降、東京Vが残り2試合の段階で4位というのは最高順位だ。「この前の(前節・)磐田戦でも張り詰めた緊張感を経験した」と城福 浩監督も話す。だからこそ、「ここで何をすべきかというと、特別なことではなく、やってきたことをすべて出すことに集中する」と指揮官。それは選手たちにも共有しており、主将の森田 晃樹も「今までやってきたことを、さらによく示せるような状況を作って、勝ちにいきたい」と述べた。
一方の栃木はイスマイラが出場停止。FWの強力なタレントが不在となったものの、前線からの激しいプレッシャーで東京Vの攻撃を機能不全にさせ、良い形でボールを奪いたい。
城福監督は「夏の選手補強を有効に使い、戦い方もかなり明確になっている。全員がハードワークしていて、シンプルな展開やクロスでもチャンスになっている」と警戒していた。
試合当日は11月ながら夏日になると予想される。行楽日和と言える中で、両チームはどんな戦いを繰り広げるか。
[ 文:田中 直希 ]
