今季のJ2は全20クラブに変更され、リーグ戦は全38節になる。J1昇格枠は1位、2位の自動昇格2クラブ、3位~6位で争われるJ1昇格プレーオフを制した1クラブの計3クラブとなる。しかし降格枠は昨季から1つ増えて3クラブと、シビアな時代に突入する。
徳島が開幕戦でホームに迎えるのは甲府。一昨季に天皇杯を制し、それによって出場権を得た2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を先日まで戦っていた。その天皇杯を制した当時の監督が、徳島で現在指揮を執っている吉田 達磨監督だ。
さて、今季の徳島がプレシーズンで改善を図ってきたのが「スピード」(吉田監督)。ただ単にスピードを上げるのではなく、ボールを保持しながら泣きどころを突いたところからスピードアップして攻撃開始。近年はペナルティーエリア進入回数が減少傾向にあったため、アタック回数を改善したい狙いだ。
次に甲府。甲府は2月15日のACLラウンド16第1戦・蔚山(韓国)戦から今季の公式戦がスタートしており、リーグ開幕戦直前の21日にもACLがあったばかり。その影響が試合勘やコンディション面でポジティブに働くのか、それとも移動を含めた疲労として不安材料になるのかどうかがポイントになるかもしれない。
開幕前の情報量としては、徳島が多く持つことになる。また宮崎県で2月2日に行われた鹿島対甲府の練習試合には、同じく宮崎県でキャンプをしていた徳島の吉田監督やスタッフ陣の姿があった。
徳島は準備を優位に生かせるか。甲府はACLを戦ったことをプラスに働かせられるか。
さぁ、開幕だ。
[ 文:柏原 敏 ]


