徳島は前々節・群馬戦(0●1)を終えて、成績不振によって吉田 達磨監督を解任。前節・清水戦(1△1)からは暫定ながらヘッドコーチから内部昇格する格好で、増田 功作監督が指揮を執っている。吉田監督の解任がアウェイ戦も含めた連戦真っただ中であったことも重なり、チームは十分な心の整理と準備ができていたとは言い難い。その中で清水を相手にアウェイで勝点1を取れたことは、懸命な姿勢を見せられたと言える。清水戦では3月末に加入したチアゴ アウベスが先発起用されたが、今節・千葉戦でも注目したい。
千葉は現在13位だが、スタッツは上位クラスの可能性を秘めている。昨季の明治安田J2を6位でフィニッシュしてJ1昇格プレーオフに進出した小林 慶行監督体制1年目の基盤があり、今季も攻撃面で果敢な挑戦が見て取れる。前節・栃木戦の8-0という結果も驚きではあるが、特筆すべきはシュート数。現段階で総シュート数は112本。1試合換算すると14本であり、総得点数はすでに20点に到達して断トツのリーグ1位。この攻撃的なファイティングポーズを続けていけば、今季のJ2を席巻する注目すべきチームに躍り出る日も時間の問題だ。
徳島は連戦下での監督交代や準備期間の少なさも含めて分が悪い状況は変わらない。しかし、前節で見えかけたファイティングポーズを維持しながら今季ホーム初勝利に向けて奮起できるか。千葉は前節の大量得点を自信にしながら、上位を目指す上で必須の勝点3を積み上げて帰れるか。
[ 文:柏原 敏 ]


