岡山にとってここは踏ん張りどころになる。ケガ人が多くなっており、山形戦後に木山 隆之監督は「われわれは人がいなくて満身創痍の状態なので、力を振り絞って、もう雑巾をぎゅーっと絞って、自分たちの肉汁が全部出るまで走り切る。そういう試合をしたい」とコメントしている。
ピッチに立った選手一人ひとりがどこまで力を出し切れるかが大きなポイントになる。
一方、徳島は前節・愛媛戦を0-0で引き分けた。12,227人が駆けつけた“四国ダービー”でゴールを奪えなかったことは悔やまれるが、相手にも得点を許さず、3試合負けなしとなった。順位も17位と降格圏を脱出して迎える今節は、さらに勢いづく勝利をつかみ取りたい一戦だ。
増田 功作監督は愛媛戦後に得点を奪えなかったところを見つめ、「FW陣だけではなくて、中盤や最終ラインも含めたチーム全体の課題です。後ろからのスピーディーなボールの動かし方と中盤のポジション、それに対して相手の最終ラインの背後を狙うことや崩しの部分の質を上げていくこと(が課題解決へのポイント)だと思っています」とコメントしている。
今節もチームとして攻撃の質を上げていけるかがポイントになる中、昨季まで岡山でプレーしていたチアゴ アウベスには注目が集まる。左利きのブラジル国籍ストライカーは意欲をみなぎらせてゴールへ向かい続けるに違いない。
[ 文:寺田 弘幸 ]
