清水は7連勝と破竹の勢いだ。就任2年目・秋葉 忠宏監督の下、ハイライン・ハイプレスのサッカーを継続。チームトップスコアラーの北川 航也を筆頭に、得点者の欄には毎試合違う名前が並んでいることからも、ピッチに立つ選手たちの好調ぶりがうかがえる。追随していた長崎が3戦連続で引き分けたことで、順位表でも頭1つ抜け始めている。今節は“独走状態”を加速させるためにも重要な一戦となる。
一方の横浜FCは、アウェイ連戦だったここ2試合で1分1敗。いずれも無得点に終わり、少々足踏み状態にある。井上 潮音が負傷から復帰したことでボールをつなぐ攻撃が活性化し、流れからのチャンスを徐々に増やせていることは開幕からの進歩。だが今度は、その質や強度を高めること、つなぐところと蹴るところの状況判断など、新たな課題に直面している。11試合連続で先発出場し、今節が古巣戦となる伊藤 翔は「清水はお世話になったクラブでもありつつ、愛知県出身の僕としては、静岡のチームは“ライバル”という印象が強い。ホームで熱い試合をしたい」と意気込んでいる。今節で停滞状態を乗り越えるきっかけをつかみたい。
今季のJ2の行方を占う注目の戦い。上回るのは堅守か、破壊力抜群の攻撃か。
[ 文:青木 ひかる ]
