ホームの藤枝は前節、山口と対戦。後半アディショナルタイムの失点によって1-2で敗れ、連勝が『4』で止まったが、自分たちのサッカーに対する自信は失っていない。ただ「足を止めないとか、一歩戻すとか、やらなければいけないことをやり切れていなかったことが、最後の最後に響いてしまった」(須藤 大輔監督)という反省もあり、細かいけれどチームのベースとなる大切なことを、あらためて90分間アラートにやり続ける、徹底するということを今週は重視している。それによって無用な失点をなくし、決めるべきところを決めて、連敗しないこと、ホーム3連勝を成し遂げることが今節のテーマとなる。
一方の鹿児島は前々節で清水に0-4、前節で長崎に0-3と上位陣に完敗しているが、「自分たちの課題を克服するために、選手もハードワークして、意識したことは表現してくれた」と大島 康明監督は長崎戦を振り返った。清水や長崎とは個の力の差もあって、結果に結びつけられなかったが、今節もやるべきことをやり続けて、4試合ぶりの得点で先制できれば、6試合ぶりの勝利にもつながるだろう。
J3時代からのライバル同士だが、J2では初対戦。サイド攻撃を持ち味とするチーム同士であるため、両サイドの攻防でどちらが主導権を握れるかという点も注目される。勝点3以上の価値がある1勝に向けて、両チームが文字どおり火花を散らすような熱い戦いを見せてくれるはずだ。
[ 文:前島 芳雄 ]


