ホームの熊本は勝利がない状況が6試合続いていたが、前々節・横浜FC戦で前線の配置を若干変更し、明治安田J2第7節・千葉戦以来となる無失点で勝点1を獲得。前節・徳島戦は上村 周平と大﨑 舜がそれぞれ今季の初得点を挙げ、8試合ぶりの勝点3を手にした。
「これまでは同点にされたり、ひっくり返されたこともあって、勝ち方を忘れているようなところもあった」と徳島戦後に大木 武監督は述べているが、後半の相手の時間をPKでの1失点にとどめ、コンビネーションから追加点を奪ったことで自信を取り戻せた面もある。良い流れを継続して、連勝につなげたい。
一方の山形は第12節・徳島戦から5試合勝利がなく、第14節・山口戦から無得点で3連敗中。前節・秋田戦はフォーメーションを変更してチャンスを作ったが、結果にはつながらなかった。
渡邉 晋監督は「難しい時期が続くと少し自信を失い、勇気を持ってプレーできないことが続くかもしれないが、自信を取り戻して選手たちを前向きにしてやりたい」と話しており、メンタルを切り替えて臨めるかがポイント。1試合あたりのパス本数は熊本、清水に続いてリーグ3位、平均ボール保持率はリーグトップの数字を誇っており、この数値をいかにゴールに結びつけられるかが6試合ぶりの勝利へのカギになりそう。また、藤本 佳希が復帰したのは流れを変えるきっかけになりうる。
浮上のために、どちらも勝点3が欲しい一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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