前節・鹿児島戦で今季初の連敗を喫した大分は、その鹿児島戦で退場した安藤 智哉と保田 堅心、さらに累積警告で長沢 駿を欠いて今節を戦うことなる。もとより負傷者が多発して稼働できる戦力をかき集めるようにして戦っていた中で、センターラインの主力3人の不在が大きなディスアドバンテージであることに疑いはない。
そんな悲壮感の打破に向け、一筋の光明となるのが横浜FMから育成型期限付き移籍で加入した吉田 真那斗だ。シーズン序盤からリストアップしていたところ、SBに負傷者が多発したことで緊急補強が実現した。吉田は今節にも早速、先発出場する可能性がある。
一方の甲府は前節、愛媛と対戦。キックオフからの流れで早々に先制しながら流れの良い時間帯に複数の決定機を逃し、後半立ち上がりに立て続けに失点を喫して逆転負けを喫した。今節は大分同様、悩ましい前節からのリバウンドを期す。三平 和司の負傷離脱後は勝利がないが、強力な攻撃陣の力を生かして風穴を開けたい。
明治安田J2第13節にJIT リサイクルインク スタジアムで行われた前回対戦は、大分が2-1で勝利。それを最後に勝利から遠ざかっている大分としては、この甲府戦を浮上への契機としたいところ。甲府にとっては台所事情の厳しい大分との戦いで勝点3を積んでおきたい。切実な思いを遂げるのは、果たしてどちらのチームか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
105 大分トリニータ 1.webp)