長崎は前節、アウェイで徳島と2-2のドロー。ミスから逆転されるも、89分にマルコス ギリェルメの直接FKで勝点1を持ち帰った。第20節・仙台戦に似た、終了間際に追いつく劇的なドロー。これで連続無敗記録はJ2歴代3位の『20』となり、2位・横浜FC、3位・清水と勝点差1ながら首位をキープした。ここからのリーグ戦は週に1回ペースで進むだけに、おおむね同じメンバーで戦っている長崎としてはポジティブに作用するはず。まずは熊本との“九州ダービー”に勝利し、はずみをつけたい。
熊本は前節、愛媛に4-0で快勝。それまでの3戦勝ちなし(計1得点)がウソのように得点を重ね、守っても愛媛をわずかシュート3本に抑えた。システムを昨季まで用いていた[3-3-1-3]へと戻したことで攻守にバランスを取り戻し、前線に人数をかけた攻撃でゴールに迫るシーンが増加。変化が顕著なのがシュート数で、第20節・岡山戦での4本、前々節・横浜FC戦での3本から、前節は18本と激増している。
今節は今季用いてきた[3-4-1-2]と前節用いた[3-3-1-3]のどちらを選択するか分からないが、自信を取り戻すに十分な1勝を経て、長崎の地へと乗り込む。
リーグ戦通算対戦成績は7勝1分7敗とまったくの五分。今季二度目のダービーマッチで、一歩前に出るのはどちらのチームだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]