甲府は天皇杯3回戦でJ1・5位のC大阪に延長戦の末に競り勝った勢いや自信をリーグ戦に持ち込み、“リーグ戦9試合勝ちなし”という不名誉な状況を終わらせたい。相手の負けなし記録をストップさせるというよりも、今季のリーグ戦におけるホームゲームで1勝という寂しい状況も解消したいし、残留争いをしている現状(降格圏から3ポイント差の15位)を打破して、J1昇格プレーオフ圏入りに向けて連勝する流れに持ち込みたい。
長崎は水曜日に行われた天皇杯3回戦でJ1新潟に6-1の大勝。プレーオフラウンドで敗れたJリーグYBCルヴァンカップのリベンジを果たした。下平 隆宏監督は試合後に「スコアも内容もわれわれのゲームだったと思います」とコメントしており、いまの長崎の充実や自信を感じる。
迎え撃つ甲府の大塚 真司新監督は「長崎は21試合負けていない素晴らしいチーム。構えるのではなく、われわれは積み重ねを出していく」という趣旨のコメントをしていて、全員で守り、全員で攻めつつも、状況に応じたゲームコントロールをするスタイルは変えない。就任後初戦となった前節は徳島に1-3で敗戦。この試合では進化を見せた一方で、後半の3失点は反省点となった。それにC大阪戦で見せた粘り強さと得た自信を積み重ね、“最強・長崎”に挑む。
[ 文:マツオ ジュン ]
