ホームの熊本は前節、今季最後の“九州ダービー”で鹿児島と対戦。敗れれば降格圏との差が縮まりかねない状況だったが、大本 祐槻の今季2点目と、この夏に加入した唐山 翔自の加入後初得点で2-0の快勝。降格圏との勝点差を広げ、順位も1つ上げた。
とはいえ、まだまだ予断を許さない状況で、第30節・甲府戦からのアウェイ連戦に向けて連勝でさらに勢いをつけたいところ。秋田との前回対戦では先制しながら追いつかれて勝ちを逃していることから、リーグで3番目に失点の少ない秋田の守備をいかに破って複数得点を挙げるか、さらには相手の強みであるセットプレーなどをはね返し、2試合連続で無失点に抑えられるかが焦点になる。
一方の秋田は前節、千葉と対戦。『クラブ設立15周年記念マッチ』と銘打ったゲームは、小松 蓮のヘディングで奪った1点を守り抜いて勝ち切った。前々節・岡山戦に続く無失点で今季12試合目の完封と、チームの特徴である堅い守備をベースに勝負強さが結果をもたらし、1得点にとどまったとはいえ攻撃でも多彩な形を表現できていた。
現状でプレーオフ圏とは勝点差5と射程圏内にとらえている。上位陣の勝点がきっ抗している状況を考慮すれば、得失点差を稼ぐ意味でも得点機を逃さずに決め切ることが必要だ。
熊本が今季二度目の連勝を飾るか、それとも秋田が約1年半ぶりとなる3連勝をつかむか、激しいバトルが展開されるゲームになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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