この4連敗中に喫した失点は『13』。守備面に大きな課題があることは明らか。それに加えて、今節の相手は前回対戦で大量7失点を喫した千葉。より守備面にフォーカスされる状況だが、石丸 清隆監督は「(引いて守って)スペースを消しても相手にゴール前でマンパワーを使われる。引いて守ればゲームは壊れないかもしれないけど……」と守備的な戦いには消極的な姿勢を示す。
攻守両面で求められるのは、チームが強みとする“前から”という積極性。苦しい戦いの中でも随所でその姿勢が見える場面も少なくないだけに、いかに初志貫徹のマインドを持って戦えるかが問われるところだろう。
一方、千葉は勢いが増している。明治安田J2第28節・仙台戦から3連勝を果たしたのち、前々節で秋田に土をつけられるも、前節はプレーオフ争いを繰り広げるライバルの山口と対戦し、4-1の快勝。ついにプレーオフ圏内の6位へ浮上している。
好調のチームを引っ張っているのはズバリ、小森 飛絢だ。直近5試合で計9ゴールを挙げており、前節はキャリア初のハットトリックを達成。一気にゴールを荒稼ぎし、J2得点ランキングトップに浮上するなど手がつけられない状態だ。
小森は愛媛との前回対戦でも再三にわたって愛媛守備陣を苦しめており、これ以上にない良いイメージを抱いてニンジニアスタジアムへ乗り込んでくるに違いない。
[ 文:松本 隆志 ]

