千葉は前々節、昇格争いのライバルである山口に勝利。約3カ月ぶりにプレーオフ圏内へと返り咲いて迎えた前節は愛媛に勝利し、その座を死守した。リードしている状況で終了間際に失点を重ねて逆転負けを喫した第11節・秋田戦や第25節・横浜FC戦、11分間で3点を奪われた第27節・いわき戦など、今季の千葉は失点後に崩れてしまうことがあった。だが、愛媛戦では先制後、苦しい時間に同点に追いつかれながらも、その2分後に先制点も決めていた小森 飛絢が勝ち越しゴールを奪取。2-1で勝利を収めた。
愛媛戦の展開について、CBとしてここ6試合にフル出場し、攻守において出色のプレーを見せている松田 陸は「前半戦だったら落としていた試合だったかもしれないが、チームの力が上がっている」と手ごたえを得ている。その力を10勝1分5敗と好成績を挙げているホームでも見せることができるか。
群馬は降格圏でシーズンを終えることが決まってしまったが、失うものはなくなったとも言えるだろう。2-3で敗れた前節・熊本戦も得点数以上にチャンスを作るなど、戦いぶりは悪くなかった。決まってしまったことはもう変えられない。残り試合も戦う姿をファン・サポーターに見せたい。
勝つしかない千葉と、意地を見せたい群馬。激しい好ゲームが展開されることに期待したい。
[ 文:菊地 正典 ]
