ホームの熊本は、第12節・千葉戦から8戦勝利なしという状況でシーズンをターン。第16節・水戸戦、第17節・秋田戦はいずれも終盤に決勝ゴールを許し、前々節・いわき戦は今季最多の5点を奪われて3連敗を喫した。
その中で前節は甲府と引き分け、連敗をストップ。PK戦の末に3回戦進出を決めた天皇杯2回戦・千葉戦に続き、先制されながらも追いつく粘りを見せた。さらに、流れからの形ではないとはいえ、神代 慶人がリーグ戦2試合連続ゴール中と、チーム状況が上向きそうな兆しもある。長崎とは開幕戦で対戦し、序盤に先制しながら後半の6分間で3点を奪われて逆転負け。ホームでリベンジを果たすとともに、リーグ戦9試合ぶりの勝利をもぎ取りたい。
対して、長崎は7勝7分5敗の8位でリーグ前半戦を終えた。J1昇格プレーオフ圏まで勝点差4、J1自動昇格圏までは勝点差10という現状を踏まえ、16日に下平 隆宏監督との契約を解除。クラブの代表取締役兼C.R.Oの高木 琢也氏が後任としてチームを率いることが発表されており、この一戦が新体制での初陣となる。
前節・大宮戦は三度追いついて引き分けたが、前々節・水戸戦に続く3失点を喫した。リーグ最多タイの32得点を挙げている一方、総失点32はリーグで3番目に多く、浮上のためには守備の改善が急務。その点では高木 琢也新監督の手腕が早速期待され、先発メンバーの選考にもなんらかの変化があると予想される。
互いに現状を打破し、後半戦にはずみをつけるために勝点3が欲しい状況とあって、最後まで目が離せない展開になりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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