アウェイ連戦のあとに中断期間に入ったため、熊本にとっては約1カ月ぶりのホーム戦だ。富山と対戦した前節は、試合直前に急きょ先発を入れ替えるアクシデントがあった中、8試合ぶりに先発起用された松岡 瑠夢の今季初ゴールで先制。1-0で迎えた後半から終盤にかけては押し込まれる時間もありながら、6試合ぶりの無失点に抑えて勝ち切った。
これで降格圏との勝点差を『7』に広げ、順位を16位へと1つ上げて中位が視野に入ってきたが、さらに上に行くためには、勝点を重ね続けることが必要。リーグ最少の15失点と守備が堅い徳島からいかに得点を奪うか、ここまで積み上げてきた攻撃のクオリティーが問われる。12日に上村 周平の負傷離脱が発表されたが、今季まだ一度しかない連勝を飾るとともにホーム4連勝も達成し、終盤戦に向けてはずみをつけたい。
一方の徳島は現在勝点48で4位と、昇格争いの真っただ中にいる。前節終了時点では2位・千葉と3位・長崎、さらにはJ1昇格プレーオフ圏外の7位・磐田のいずれとも勝点3差の状況。今節はライバルの結果を受けての一戦になる中、勝利を得られるか。
チーム最多の8得点を挙げているルーカス バルセロスが第26節・千葉戦で負傷離脱となってしまったが、その後の2試合は1勝1分。得点できた試合は無敗というデータは維持できている。人に対して寄せてくる熊本のプレッシャーをはがし、ボールを保持する時間を増やすことで主導権を握って先制点につなげたい。
前期はこのカードで初めてのスコアレスドローだったが、お互いに勝ちが欲しい状況から、スコアが動いていく展開もありそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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