ホームの熊本は、第31節で鹿児島に勝ったあと、第30節・甲府戦がミッドウィークに組み込まれたことで第32節・秋田戦から中3日が続く3連戦となったが、J2では2012年以来の4連勝で一気に勝点を積み上げた。
甲府戦で3試合連続ゴールを挙げた唐山 翔自が前節・群馬戦を欠場し、さらに神代 慶人の長期離脱も発表されているが、4試合連続複数得点中と攻撃陣は好調。ただ、失点も続いており、大木 武監督は「もっとプレッシャーを掛けないといけない」と課題を指摘する。点が取れている一方で失点数はリーグワーストタイとなっているため、攻撃のクオリティーは維持しつつ、リスク管理や自陣ゴール前での対応をどれだけ修正できるかが今後の成績にも関わってくるだろう。
対する徳島は、第31節・大分戦で2連勝を果たしたが、台風10号の影響によって9月18日の代替開催となった第29節・清水戦から3連敗中。ここ2試合は無得点に終わっているが、勝利を手にするためにはゴールが不可欠。その点では、前節・秋田戦では出場停止だったFW渡 大生が戻るのは心強い。直近2戦で複数失点を喫している熊本から多くのゴールを奪い、4試合ぶりの勝利をつかみたい。
前々節からいわき、秋田と球際に強い相手との対戦が続いて自分たちのリズムに持ち込めなかったが、今節は前に人数をかける熊本に対して、ポジショニングやテンポ、スペースの攻略でいかに優位性を作るかがカギになる。
現実的には厳しい状況ではあるものの、プレーオフ進出の可能性をつなぐためにも、お互いに負けられない一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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