昇格争いが本格的に佳境へ向かう中、千葉は前節、アウェイで降格圏の山口と対戦。ビハインドを背負う展開から後半に河野 貴志のゴールで同点に追いついたが、ラストプレーで勝ち越し点を献上して痛恨の敗戦。試合後、小林 慶行監督は「自分たちの目標を考えればかなり厳しい内容、結果」と語り、チームは自動昇格圏から陥落することとなった。
千葉としては言わずもがな、再び降格圏に沈む相手と対戦する中で連敗は許されない状況。愛媛に対しては昨季2勝を挙げ、今季もリーグ前半戦で5-1と大勝を収めているとはいえ、一切の気の緩みを排除して臨まなければならないだろう。
対する愛媛は前回のホームゲームである前々節で仙台相手に粘り強い戦いを繰り広げ、勝点1を獲得して連敗を『6』でストップ。しかし、好転の兆しが見えた中で臨んだ前節・秋田戦ではセットプレーを起点に3失点を喫して敗れ、勢いを失った。
ただ、攻撃面においては新戦力が持ち味を出す場面が増えており、前節は最前線の藤本 佳希が愛媛復帰後初ゴールを奪った。堀米 勇輝も流動的なポジションを取りながら縦パスを呼び込み、攻撃にリズムを加えている。
しかし、今節は攻守におけるチームの心臓部として欠かせぬ働きを見せていた前田 椋介が累積警告により出場停止。残留圏との勝点差が『13』に広がり、勝点3のみが必要な状況で勝利を手繰り寄せるには、前田 椋介の穴をチームとしてカバーすることが必要不可欠となる。
[ 文:松本 隆志 ]

