水戸の森 直樹監督は前節を終え、「内容というより、勝点3が欲しいゲームで、前節(・千葉戦)の悔しい思いの中で、しっかりリバウンドメンタリティーを見せて、もう1回ファイティングポーズをとって、しっかり1-0で勝ち切った選手たちが素晴らしいと思っています」と話した。その言葉どおり、今季の水戸は失速する可能性がありそうなタイミングの試合をモノにしてきたからこそ、優勝を争っているいまがあるのではないか。16勝12分21敗と分が悪い甲府との通算対戦成績も、ここでは参考にならないはずだ。
他クラブのファン・サポーターの中には、「J1の水戸が見たい」、「今季はJ1もJ2も茨城(のチーム)が優勝」、「鹿島との“茨城ダービー”をJ1で観たい」と思っている人も少なくないのではと推測できる。今節も水戸のファン・サポーターのものすごい思いがチームに注入されるはずだ。
甲府はホームでどう水戸を迎えるのか。“惜しい試合”が少なくなかった今季。ただ、力がなかったわけではなく、力を発揮できた試合が少なかったと言える。ホームゲームは今節を含めて残り2試合。首位相手に自分たちの力をぶつけ、ホームのファン・サポーターに少しでも報いる勝利を挙げたい。
[ 文:マツオ ジュン ]
